要望

お客様が20年近く愛用されていた和室のすだれが壊れたため、新しいすだれをご検討されていました。以前のすだれの故障した場所は「操作コード」だったのですが、もはや部品を交換するより新品に替えたほうが価格もお安くなるという状態。お客様としては、和室ということもあって、新しく交換してもカーテンではなく、やはりすだれをご要望されていました。

操作コードが故障　和室の縁側のすだれを交換

今回は、神戸市西区の一軒家にお住まいのお客様からご依頼いただいた「経木すだれ」の事例をご紹介します。

築20年のご自宅が新築の頃から、8畳程の和室の縁側に取り付けていたお気に入りのすだれの、操作コードが故障したため「部品交換できないだろうか」と弊社にご相談いただいたのがきっかけです。

しかし、20年前のすだれの部品交換をするよりも、すだれ自体を新しく取り替えたほうが料金が安くなるとご提案させていただきました。そこで、長年ご愛用されたすだれを、新しいすだれに取り替えることが決まりました。

風通しが抜群　サンゲツ製の経木すだれをご提案

まずはお客様にカタログをご覧いただき、いっしょに商品を選ぶところからスタートしました。お客様は以前のすだれを非常に気に入っておられたので、以前のすだれも参考にしながら吟味していきました。

そして、新しく取り付けることになったすだれは、サンゲツ製の経木すだれ「RS-804」のシェードタイプです。デザイン的に、以前のすだれよりも格子が大きくなりましたが、そこもお客様には気に入っていただけました。

経木すだれの特長は、天然の木材を使用しているということ。そのため熱効率がとても良いので直射日光が当たっても熱くなりにくいです。また、部屋の中から外の景色ははっきり見えますが、外から部屋の中はほとんど見えません。

今回は、色をダークブラウン調のものをお選びいただいたため、さらに外から部屋の中が見えにくくなり、経木すだれの良いところが活かされています。

また、経木すだれは風通しが抜群です。その風通しの良さは、生地のカーテンでは感じられない特別なものがあります。

さらに、日本の伝統を活かしたすぐれた調光性と自然の風合いが持ち味。今回のような和室の縁側にはぴったりの商品といえるでしょう。

シェードタイプで豪華に演出

また、以前のすだれがロールスクリーン対応だった商品に対して、今回の経木すだれはシェードタイプのものをご提案しました。シェードタイプというのは、ロールのように巻くのではなく、蛇腹のように折り畳んでいくタイプのことをいいます。

なぜシェードタイプをご提案したのかというと、より経木すだれの風合いを活かし、豪華に見えるようしたいと考えたからです。

お客様のお喜びの声

お客様からは、

「格子柄が強くなったことで、部屋の中から外の景色が見やすくなった。逆に、外から部屋の中も透けて見えるのでは？と思ったけど、そうではなくて良かった。やっぱりすだれはいい！」

と喜んでいただけました。

現在、経木すだれはだんだん少なくなってきています。それでも、どこか懐かしく、まるでおばあちゃんの家のようなやさしさやぬくもりを感じる経木すだれ。古き良き日本の風情が感じられる、おすすめの商品です。

天然木材を使用した風通し抜群の豪華な経木すだれをお考えの方は、お気軽に有限会社室内計画のメリーカーテンにご相談ください！