要望

こちらの洋室の窓は、マンションの廊下に面しています。
そのため、室内の温度が外へ逃げやすく、冬場はどうしても寒くなりがちとのことでした。
また、廊下を誰かが走っていく音など、騒音が結構気になるそうです。
普段使う部屋(リビングや寝室)ではないので、「安くて断熱と騒音対策ができるカーテンはありませんか?」とのご要望でした。

枚方市のマンションにお住まいのお客様のからのご依頼です。

「これから子供部屋として使うかもしれない」という洋室にある窓は、寸法が結構大きめ(W710×H1820)なので、外からの騒音が入ってきやすく、室内の暖かい空気も逃げやすいです。

「普段は使わない洋室なので、できれば安く、冬場の冷気を改善したいです」とご相談をいただき、どんなカーテンが良いのか考えて、お客様のご要望にぴったりな“ハニカムスクリーン「レフィーナ25」”の設置をご提案させていただきました。

ハニカムスクリーン「レフィーナ25」は、内窓(2重窓)の取り付けより安く取り付けを行えます。

そして、室内の暖かい空気は逃がさず、外の冷気は室内に入れないので、高い保温効果が期待できます。

断熱の機能性もコストも、どちらも重視したいというお客様にオススメなのです。

ハニカムスクリーンの断熱性の秘密は六角形の中の空気層

写真は、ニチベイのレフィーナ25(H-1102)を横から見たものです。

通常のスクリーンやブラインドには隙間がありますので、内窓や裏地付きのカーテンと比べると、断熱機能がかなり落ちてしまうのですが、ハニカムスクリーンはほとんど隙間がなく、高い断熱効果が発揮できます。

ハニカムスクリーンを横から見ると、六角形になっているのが分かるかと思います。

この六角形が上から下まで連なってスクリーンを構成していて、この六角形の内部に断熱において重要な空気層が出来ています。

この六角形＝ハニカム構造の中の空気層は、冬に暖房で暖かくした室内の空気が、窓を通して外に逃げてしまわないように守ってくれます。

ハニカムスクリーンの持つ断熱性能は、ブラインド・スクリーンがない場合と比べて約47％も高いと、メーカーから発表されています。

寒くなると発生する、室内と室外の温度差が原因の結露の対策にもなるのがポイントです。

逆に夏場は、外から入ってくる熱い日差しを遮る遮熱効果もあります。

遮熱性能に関しては、素材が2重構造になっているからこそ、通常のブラインド無しの状態と比較しても57％の効果が上がります。

ハニカムスクリーンを取り付けて、お部屋が1年を通して快適な室温が保たれることにより、冷房や暖房機器の使用頻度が減り、わずかですが光熱費を安くすることにもつながります。

さらに断熱効果を高める断熱フレームを取り付け

今回、さらに断熱効果を高めるためにオプションで断熱フレームを取り付けました。

窓枠とハニカムスクリーンの間のわずかな隙間を塞ぐように、縦にフレームを設置しています。

この断熱フレームがあると、隙間からの光漏れはもちろん、隙間から室内の空気が逃げていかなくなるので、より高い断熱効果を得ることができます。

開け閉めしやすく安全性の高いループコードを採用

ハニカムスクリーンの色はグリーンで、お客様がお部屋の雰囲気に合わせて選んでくださいました。

ヘッドボックス・ボトムレールなどの部品の色は、標準仕様のオフホワイトを使っています。

また、ハニカムスクリーンの開閉には、コード式、ループコード式、チェーン式がありますが、今回は開け閉めがしやすく安全性も高いループコード式を採用しています。

チェーン式も開け閉めはしやすいのですが、チェーン自体に重さがあり、万が一という可能性ですが、自分が開け閉めしたいと思っている以上にハニカムスクリーンが動いてしまうかもしれません。

もしかしたら、指をぶつけたる詰めたりするかもしれないので、安全性を重視するならば、ループコード式がいいかとご提案をさせていただきました。

ハニカムスクリーンの取り付け後、外の音が以前よりも気にならなくなったことを実感していただき、喜んでいただくことができました。

内窓を取り付ける場合と比べて、お値段も安く抑えることができたので、良かったです。

暖房器具が活躍する季節になれば、断熱・遮熱効果も実感していただけることと思います!

何よりナニカムスクリーンのレフィーナはコスパが良いのも嬉しい点です。

枚方市の断熱できるスクリーンの取り付けならメリーカーテンまで!