オーダーカーテンのコラム | メリーカーテン

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リネンカーテンが選ばれる5つの理由|デメリットとその対策法も紹介

リネンカーテン トップ

皆さんはリネンと聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

  • 肌触りがいい
  • 自然由来で身体に優しい
  • 値段が高い

など、人によって思い浮かべることは様々でしょう。

そして、すべて間違いではありません。

実際、ポリウレタン等の化学繊維より、天然素材であるコットン(綿)やリネン(亜麻)で作られたものの方が値段が高いです。

しかし、天然素材のものが良いとされているのもまた事実。

値段の高さを差し置いて、多くの人が天然素材を選ぶ理由とは一体何なのでしょうか?

そこには、5つの大きな理由がありました。

本記事では、初めにリネンとはそもそもどういうものなのかを紹介します。

更に、リネンカーテンが選ばれる5つの理由とは一体何なのか。

最後には、リネンカーテンのデメリットと対策法をまとめてみましたので、是非参考にしてください。

そもそもリネンとは何なのか

リネンと聞いて、「よくわからない」と思われる方も中には居らっしゃるかと思います。

なので、まず初めに「そもそもリネンとは何なのか」を詳しく紹介していきます。

リネンの原料

亜麻畑 イメージ

亜麻を原料とする糸やそれを使用した布・生地のことを“リネン”と呼びます。

寒い地域での栽培に適しているため、現在はヨーロッパで生産されています。

実は麻と亜麻は別物で、麻は「ラミー」と呼ばれる品種です。

この二つのほかに他に「ヘンプ」という品種もありますが、日本で使われることはあまりないようです。

余談ですが、人類史上最も古い布としてもリネンは有名です。

ピラミッドやミイラなどが作られていた古代エジプト時代にリネンが使われていたことが発見されました。

リネンの原料である亜麻は、人の長い歴史の中で、深く関わってきた植物なのです。

ヨーロッパではリネンが主流

ヨーロッパ リネン

現在、主な産地であるヨーロッパではインテリアだけでなく、日用品など、生活の一部として親しまれているようです。

「ホームリネン」「テーブルリネン」という言葉もあり、とてもなじみ深いことがうかがえます。

【ちなみに】

リネンは、その品質によっても価値が変わると言われています。

中でも「アイリッシュリネン」という最高品質のリネンは一流ホテルのベッドシーツやカーテンに使われることが多いです。

リネンカーテンが選ばれる5つの理由

リネン 生地

天然素材のカーテンは「コットン(綿)」「リネン(亜麻)」の2種類に分けられます。

今回は、その二つの中でもリネンが選ばれる大きな理由を5つ紹介いたします。

丈夫で清潔

天然素材の中でも亜麻は繊維が多く、引き締まっている素材です。

その為、柔らかいコットン(綿)素材よりも丈夫で破れにくいです。

また、汚れが落ちやすく、洗濯にも強いので化学繊維のカーテンに比べ、ヨレにくいことも特徴です。

ただし頻繁に洗濯すると、しわの原因となるので注意が必要です。

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保温性・保湿性が高い

化学繊維は原料が石油などであることから、保有する水分が少ないです

ですので、長時間触れていると乾燥肌やかゆみの原因になる事があります。

リネンの場合、一本一本の繊維の中が空洞になっており、内部に空気の層ができる為、保温性が高いです

薄手の生地でも、それなりの保温性は期待できますが、心配な方は厚手の生地のものを探すと良いでしょう。

また、植物由来なので保有出来る水分が多いことも特徴です。

その為、保湿性が高く、乾燥肌が気になる方にもオススメです。

静電気が起こりにくい

天然素材の中でも、麻・綿は静電気を帯びにくい素材です。

逆に天然素材でも毛皮やウール、ナイロン等は静電気を帯びやすいと言われています。

静電気が起こると、ホコリが付着する原因になります。

さらに、ピリッとした感触が肌にストレスを与えるので、美容にも良くないとされています。

それらが気になる方は、静電気が起こりにくい天然素材のカーテンを選ぶと良いでしょう。

また、化学繊維であっても静電気を帯びにくい加工を施すことができます。

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⇒ 制電機能つきカーテンの仕組みとメリット

ナチュラルで優しい雰囲気

リネンカーテンは光を通しやすい性質を持っています。

まるで柔らかい木漏れ日のような光が差し込むため、お部屋全体が優しい印象になるでしょう。

また、観葉植物との相性も良いため、ナチュラルなお部屋作りをされる方にもリネンカーテンはオススメです。

フラットカーテンにすることで、更にナチュラル感が増すこともあります。

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⇒ フラットカーテンのメリットとデメリット | 買う前に知っておきたい基礎知識

長く使えば使うほどお部屋になじむ

化学繊維は、初めこそ綺麗です。

しかし、経年劣化による生地のヨレやほつれは避けられません。

リネンカーテンは時間が経つ程、独特のしわ感やくたっとした雰囲気にも味が出て、一層お部屋になじみます。

長く使うことができる分、愛着がわきますね。

リネンカーテンのデメリットと対策

カーテン 悩み

ここまで、メリットやリネンの魅力について紹介してきました。

しかし、良い部分だけでなく、気になる部分があるのも事実です。

ここからは、デメリットとその対策方法について紹介いたします。

湿度によって伸び縮みする

多くの方が生地が縮むことについて心配されています。

リネンには水分を含むとより引き締まる性質があるので、湿度によって縮むことがあります。

「洗濯したら縮んだ。」

「梅雨の時期、カーテンが短くなった。」

という悩みの原因には、湿度やリネンの性質が関係しているのです。

実はリネンは縮むだけではなく、伸びることもあります。

その理由は「生地の重み」です。

リネンは生地自体に重みがあるので、吊り下げたときに少し引っ張られます。

その為、ほんの少しですが、生地が伸びることがあります。

【対策】

これらの対策として、カーテンの丈を窓よりも長くすることが挙げられます。

あえて床につくほどカーテンを長くすることで、伸び縮みを考慮せずに使うことができます。

これは「ブレイクスタイル」と呼ばれており、こなれた感を演出する方法として取り入れる人が増えています。

一回目の洗濯を考慮して、少しだけ長くしておくのも良いかもしれませんね。

遮光性が低く紫外線にも弱い

リネンは、化学繊維ほど完璧に隙間の無い縫製をすることが難しい素材です。

その為、光が入ってきやすくなってしまいます。

自然な光の美しさがメリットでもあるのですが、光を遮りたい人にとっては、デメリットに感じられるでしょう。

更に、寒い地域での栽培に適している亜麻は、強い紫外線に弱いです。

なので、日焼けして色褪せることがある為、日差しの強い夏場の使用を控える方も居ます。

【対策】

ロールスクリーンやレースカーテンと組み合わせて使うことで、日焼けを防ぐことができます。

遮光裏地が取り付け可能な場合もあるので、遮光性を高めたい人にも安心です。

まとめ

リネンカーテンは天然素材という事もあり、肌に優しく、丈夫で長く使っていただけます。

最近では既製品でも「リネン100%」の文字を見かけることが多くなってきました。

この機会に、皆さんも是非一度リネンカーテンを検討してみてはいかがでしょうか。

 

また今回紹介したデメリットが気になる方は、オーダーカーテン専門店で相談してみるのも良いでしょう。

リネンカーテンの大きさを細かく調整できるだけでなく、遮光性などのお悩みなどにも乗っていただけますよ。

リネンカーテンについてのお悩みは大阪の「メリーカーテン」へご相談ください。