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コーティングカーテンのメリット・デメリット | みんなの評判は?劣化する?洗濯はどうするの?
コーティングカーテンとは、裏地にアルミやアクリル樹脂などでコーティングが施されたカーテンのことを指します。
コーティングカーテンは、”カーテンの機能性を重視する人”に人気のカーテンの種類です。
今回は、そんなコーティングカーテンのメリット・デメリット、実際に付けてみた評判やお手入れの注意点などをまとめていきます。
コーティングカーテンの3つのメリット
コーティングカーテンの主なメリットは、以下の3つです。
【1】遮光性能が高い
【2】遮音性能が高い
【3】断熱性能が高い
【1】遮光性能が高い
コーティングカーテンの最大のメリットは、遮光性能が高いことです。
カーテンの裏地に、アクリル樹脂などを3層ほど重ねることで、“遮光率ほぼ100%(1級遮光カーテン)”をかなえているカーテンもあります。
また、コーティングカーテンのように高い遮光性能を持つカーテンは、部屋の中のシルエットが映りにくいという特長も併せて持ちます。
プライバシー保護の観点からも、優れたカーテンだと言えるでしょう。
【カーテンの遮光性能について詳しく知りたい方はコチラ】
【2】遮音性能が高い
アルミや樹脂で布の目地が埋められているおかげで、コーティングカーテンは遮音性能が高いです。
特に高音、ピアノやバイオリンなどの演奏音の軽減に優れていると言われています。
【カーテンの遮音性能について詳しく知りたい方はコチラ】
【3】断熱性能が高い
コーティングカーテンは、コーティングにより生地の密度が高まっているために、冷暖房効率のアップが期待できます。
日々の暮らしにおいて、省エネ / エコを重視したい人に向いているでしょう。
コーティングカーテンの3つのデメリット
遮光・遮音、断熱などの魅力的なメリットがあるいっぽうで、コーティングカーテンにはいくつかのデメリットもあります。
実際にコーティングカーテンを購入するまえに、十分確認しておきましょう。
【1】やわらかな風合いが出にくい
【2】カーテンが重たい
【3】自宅で洗濯できない場合がある
【1】やわらかな風合いが出にくい
裏地にコーティングをしている都合上、カーテンは厚くなり、やわらかな風合いは出にくくなります。
コーティングなしのカーテンと比べて、「ゴワゴワしている感じがする」との声が多いです。
コーティングカーテンは、ナチュラルな雰囲気の部屋づくりをしたい人にとっては、不向きかもしれません。
【2】カーテンが重たい
コーティングなしのカーテンと比べると、コーティングカーテンは重たくなる場合が多いです。
カーテンレールへの取り付け・取り外しが大変だったり、レールごと落ちる / カーテンフックがレールランナーから外れて落ちるなどの不具合が起きやすくなります。
【3】自宅で洗濯できない場合がある
コーティングが剥がれたり、ひび割れたりする可能性があるため、本格的なコーティングカーテンは自宅で洗濯できない指定になっている場合があります。
洗濯機が使える場合であっても、通常のウォッシャブルカーテンよりもやはり、扱いはデリケートです。
※「じゃあコーティングカーテンはどうやってお手入れするの?」という疑問には、この記事で後ほどお答えしたいと思います。
人気メーカーのコーティングカーテンの評判は?
コーティングカーテンは様々なメーカーから販売されていますが、多くの人が気になって検索しているのがニトリのコーティングカーテン。
ニトリ公式通販『ニトリネット』で販売されているコーティングカーテンの1つ、「遮光1級・遮熱・遮音・156サイズカーテン アイボリー(IV 100×70×2)」の評判は☆4(2020年2月16日現在)で、寄せられている口コミによると、おおむね好評なようです。
《口コミ 一部抜粋》
・遮光がしっかりできる
・閉めていて安心感があります
・重さは普通のカーテンよりも重いです
・壁の色やインテリアで合う合わないがあると思いました
・(アイボリーだけど)緑みが強い ……etc
コーティングカーテンは劣化する?
コーティングカーテンは、どうしても経年劣化してしまいます。
日光の当たりやすさなどの条件で変わってきますが、だいたい3年以上経つと、べたつきやヒビ割れなどの劣化が始まるようです。
コーティングが劣化すると、見た目が悪くなるほかに、遮光・遮音性能の低下などの弊害が出てしまいます。
そのため、”できるだけ”劣化させないような、カーテンの日々のお手入れが必要になります。
コーティングカーテンの劣化を防ぐための日々のお手入れ
コーティングの有無に関わらず、お気に入りのカーテンをなるべく長持ちさせるためには、こまめなお手入れをすることが重要です。
例えば、カーテンについたホコリを掃除機(できれば専用アタッチメント付き)で軽く吸い取ること。
また、結露が多い窓のカーテンは、こまめに柔らかいタオルで乾拭きして、カビの発生を防ぎましょう。カビは1度定着すると落としきるのが大変です!
【関連コラム】
コーティングカーテンは洗濯できる?
先ほど、コーティングカーテンのデメリットの項目で、本格的なコーティング加工がされたカーテンは、洗濯機で洗えない場合があると述べました。
しかし、洗濯機が使えるコーティングカーテンもあります。
また、洗濯機は使えないけれど、手洗いならOKというコーティングカーテンも、もちろんあります。
まずはカーテン生地に縫い付けられている、洗濯表示をよく確認しましょう。
「洗濯機OK」のコーティングカーテンの洗濯方法
【1】カーテンレールからカーテンを取り外す
※コーティングカーテンは重たいので慎重に……【2】カーテンのプリーツに沿ってカーテンを折りたたむ
【3】洗濯ネットに入れる
【4】「弱水流」「手洗い」などソフトな洗濯コースを選び、洗濯!
※洗剤は「おしゃれ着用」「中性洗剤」などを使う【5】脱水時間は短め、1~2分がベスト
【6】カーテンフックをかけ、カーテンレールに戻し自然乾燥させる
※速やかに洗濯機から取り出さないと、シワになってしまいます
※上記はコーティングカーテンの洗濯の基本です。
必ず付属の取扱説明書などで、あらかじめ洗濯の方法をご確認ください。
【カーテンの洗濯方法について詳しく知りたい方はコチラ】
「洗濯機NG」のコーティングカーテンの洗濯方法
「洗濯機OKとなってはいるけど、傷まないか不安……」という場合や、洗濯機NGでも洗うこと自体はOKな場合の基本的な洗濯方法は、弱い手洗いor押し洗いです。
他の衣類で行うような、もみ洗いはNG。コーティングが傷んだり、カーテンにシワが寄る原因になります。
《押し洗いの基本》
浴槽に30℃までのぬるま湯を張り(カーテンの洗濯の限界温度は洗濯表示を参照)、カーテンはネットに入れる場合と同じように、じゃばら折りにして投入。
カーテンの素材に適した液体洗剤を入れ、真上から体重を「グッ!」「グッ!」とかける感じで、押して洗いましょう。
まとめ
以上、コーティングカーテンのメリットやデメリット、その評判や扱う場合の注意点について、まとめました。
コーティングカーテンは遮光や遮音などの機能性が高い一方で、「重たくビニールっぽい感じがする」などの、主にカーテンの風合いに関わるデメリットもあります。
ニトリのコーティングカーテンの口コミにもありましたが、壁の色やインテリアに合っているかどうかが、長く気に入って使うために最も大切。
「どんなカーテンを合わせればいいのか分からない!」という人や、「コーティングカーテンを買うのはいいけど採寸できるか不安」という人は、カーテンの”プロ”に相談してみるのはいかがですか?
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