オーダーカーテンのコラム | メリーカーテン

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フラットカーテンのメリットとデメリット | 買う前に知っておきたい基礎知識

フラットカーテン 取り付けイメージ

一般的によく見られるドレープカーテンは、波打っていて重厚感があるもの。

この”波”は「ヒダ」と表現することが多く、このヒダが深くあることで高級感を演出し、お部屋をより上品に魅せてくれます。

しかし最近では、波打つカーテンの持つ重厚な雰囲気に「圧迫感があるかも……?」と抵抗を感じる方も少なくありません。

「圧迫感があるかも……」という感覚は間違っておらず、人間の視覚の都合で、カーテンのヒダが大きいと部屋は狭く見えがちです。

多くの人は、お部屋を広く見せたいと考えた時、ロールスクリーンやプレーンシェードを使用しています。

カーテンよりもスッキリとしていて、遮光性も劣らないため、好んで使われている方もいるのではないでしょうか。

ただ、実はカーテンにも、スッキリした見た目のものがあることをご存知ですか?

それは“フラットカーテン”です。

フラットカーテンは、ヒダつきのドレープカーテンと比較して波がとても緩やかで、そのスッキリとした見た目から、ラフでカジュアルなお部屋作りにも最適です。

「部屋をスッキリ見せたいけれど、ロールスクリーンはちょっと違うかなぁ……」と悩まれている方は、フラットカーテンの使用をオススメします。

本記事では、初めに、カーテンの波を作り出すヒダとは、そもそもどういう役割を持っているのかを解説します。

そして、カーテンを買う・仕立てる前に知っておくと便利な、フラットカーテンにする3つのメリットと2つのデメリットについて、まとめてみました。

そもそもカーテンのヒダって何のためにあるの?

カーテン ヒダ

通常、カーテン上部には”ヒダ”と呼ばれる、布をつまんだようになっている部分があります。

これを作ることでカーテンには波ができ、様々な効果を生んでいるのです。

以下では“ヒダ”、そして“カーテンの波”が持つ役割について詳しく解説いたします。

  1. カーテンを開閉しやすくするため
  2. 機能性を高めるため
  3. 高級感を出すため

【1】カーテンを開閉しやすくするため

カーテンを開ける際、ヒダがあることで出来た波に沿ってまとまっていきます。

その為、カーテンが綺麗にまとまり、開閉もしやすくなるのです。

【2】機能性を高めるため

波があることで、窓とカーテンの間に空気の層ができ、遮熱効果が上がります。

また、生地が波打っている事で音の振動が通り抜けにくくなるため、遮音性も高まります。

つまり、カーテンに波があるだけで、機能性にも違いが生まれてくるわけです。

【3】高級感を出すため

ゆったりと波打っているカーテンは美しく、上品な印象を与えます。

最初に少し話題にあげた、カーテンの重厚感や高級感は、この”ヒダ”が生み出しているのです。

【ちなみに】ヒダが深ければ深いほど、カーテンに高級感が増す

ドレープカーテンをできるだけ高級な雰囲気で仕立てるには、カーテンレールの“巾(はば)”に対して、どれだけ生地を大きく使えるかが関係します。

例えば、既成品にもよく見られる「1.5倍ヒダ」のカーテンは、カーテンレールの巾に対して1.5倍多く生地を使って、ヒダを出しているカーテンのことを指します。

より高級感を高めるためには、オーダーで「2倍ヒダ」「3倍ヒダ」にすることがあるのです。

<関連記事>

⇒ 大きく分けて3種類!カーテンのヒダの種類と各特徴について

フラットカーテンを選ぶ4つのメリット

ラフな部屋 イメージ

さて、本題の「フラットカーテン」は、先に述べたカーテンによくあるヒダをあえて作らないことが特徴で、それによって以下のようなメリットが生まれます。

  1. カーテンの価格が安くなることがある
  2. 生地の柄が引き立つ
  3. ラフでカジュアルな印象になる
  4. 手軽に模様替えができる

【1】カーテンの価格が安くなることがある

ヒダがない分生地が小さくなるので、値段が安くなることがあります。

その為、より質の高い生地を、フラットカーテンにして安く買うこともできるようです。

しかし生地の製法によっては、かえって高くなることもあるので、注意が必要です。

【ポイント】カーテン生地の巾使い(はばづかい)について

カーテンには巾使いと呼ばれる製法を用います。

これには「縦使い」と「横使い」の2種類があり、高さや巾が足りない場合は生地を繋ぎ合わせてサイズを調整します。

繋ぎ合わせた部分のことを「巾継ぎ」と言い、カーテンのサイズが大きくなるほど巾継ぎの数は増えていきます。

巾継ぎの数が増えるということは、それだけ多くの布を使っていることになるので価格もそれに応じて上がっていきます。

「安いのかと思って買ったら、普通のカーテンよりも高かった……」ということにならない為にも、窓のサイズをしっかり確認しておきましょう。

【2】生地の柄が引き立つ

カーテンに波が出来にくいと、生地の柄がしっかり見えるようになります。

せっかくかわいい柄のカーテンを買ったのに、カーテンの波で柄がゆがんでしまうともったいないですよね。

お気に入りの柄入りカーテンが見つかったときは、1度フラットカーテンを検討されてみてはいかがでしょうか。

【3】ラフでカジュアルな印象になる

フラットカーテンにすることで、ドレープカーテン特有の重厚感が解消され、お部屋がラフでカジュアルな印象になります。

一般的なドレープカーテンに重苦しさを感じていて、もっと軽い印象のカーテンを探されている人にフラットカーテンはオススメです。

更に、カーテンを閉じたときに波がなければその分空間にゆとりができるので、すっきりとした印象になります。

窓辺をひと味違った雰囲気にすることができるので、インスタ映えするお部屋作りにも最適です。

【4】手軽に模様替えができる

フラットカーテンであれば、カーテンレールから外して別のものを取り付けるだけなので、ウィンドウトリートメントの中では比較的模様替えが簡単です。

ヒダが少ない=生地の面積が小さいぶん、重たくないことも模様替え時のメリットでしょう。

フラットカーテンを選ぶ2つのデメリット

カーテン デメリット

フラットカーテンには、ヒダが無い・生地に折り目がないことで生じるデメリットもあるので、購入を決める前にチェックしておきましょう。

  1. 生地によっては安っぽく見えることがある
  2. 折り目が無いので開閉しにくい

【1】生地によっては安っぽく見えることがある

「カーテンにはヒダがあって波があるのが当たり前だ」と考えている人もいるはずです。

そんな当たり前にあったものが薄れてしまうので、なんだか物足りなく感じられる場合もあります。

“気に入った生地があっても、ヒダ無しで仕立てた時に安っぽく見えるようなら、それでフラットカーテンを作ることはオススメできない”かもということです。

【2】折り目が無いので開閉しにくい

ヒダを作ることで出来ていた波がフラットカーテンにはなく、カーテンを開ける際に生地がまばらに曲がってしまいます。

ゴチャッとまばらにカーテンが畳まれるのを防ぐためには、カーテンタッセルなどで毎回綺麗に束ねておく必要があるでしょう。

また、ヒダ付きのカーテンと違い、畳んだ時の波がカーテンレールの奥(窓側)の方にも広がります。

そうなると、レースカーテンと干渉して開けにくくなってしまうことも考えられるので注意が必要です。

まとめ

以上、ヒダとはそもそも何なのかという解説を踏まえて、フラットカーテンならではのメリットやデメリットについて取り上げました。

カーテンの種類については、知れば知るほど今後のカーテン選びにも幅が出てきて、お部屋のコーディネートがより一層楽しくなること間違いなしです!

フラットカーテンにするかどうか決めかねている人は、オーダーカーテン専門店へ相談してみるのも良いかもしれません。

そもそもお部屋に合うカーテンは自分の目線ではなかなか分からないものです。

オーダーカーテン専門店なら、コーディネーターがお部屋にあったカーテンを一緒に考えてくれます。

あなたのお部屋にぴったりのカーテンを見つけてくださいね!

ヒダありもフラットも、オーダーカーテンのことなら大阪の『メリーカーテン』へご相談ください。