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リビングのカーテンをコーディネートするコツ
家族が集まる憩いの場、リビング。時には、来客がくることもあるでしょう。
そういう意味では”玄関”に続く、お家の第2の顔と言っても過言ではなく、置く家具にもこだわりを持ちたい方が多いという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事では、インテリアにこだわりたいリビングのカーテンのコーディネートのちょっとしたコツを紹介します。
万人に愛されやすいのはナチュラルな雰囲気のカーテン
- 家族全体で落ち着ける空間
- 誰か遊びに来た時に過ごしやすい空間
そんなリビングを目指すなら、ナチュラルな雰囲気のカーテンを選ぶことがオススメです。
例えば、ブラウンやベージュなどのカーテンは、食卓・テーブルなどに多い木目調の家具と合いやすく、落ち着いた印象を与えます。
もう少し明るく軽やかな感じにしたいなら、花柄や小鳥柄などのカーテンなどもいいですね。
デザイン性が高い北欧風のカーテンであれば、インテリアの主役にもなりますし、お部屋全体にオシャレで洗練された印象を与えます。
→ 北欧風デザインのカーテンとは? | コーディネート例と北欧風の定義
リビングに広がりをみせるカーテンの色と引きしめるカーテンの色
「狭いリビングに広がりを持たせたい」あるいは「だだっ広いリビングを少し引き締めたい」という場合は、やはりカーテンの色選びがポイントになります。
簡単に言うと、カーテンは明るい・淡い色でお部屋が広がって見え、暗い・深い色でお部屋が引き締まって見えます。これは、人間の視覚が持つ効果によるものです。
リビングが広く見えるカーテンの色はオフホワイト・ベージュ・パステルカラー等
リビング全体が広がって見えるカーテンの色は、オフホワイトやベージュ、パステル系のカラー等、明るくて淡い色です。
マンションなどで、あまり広くないリビングを視覚的に広く見せたいという場合は、これらの色を候補に入れてみるといいでしょう。
リビングが引き締まって見えるカーテンの色はダークブラウン・ネイビー・グレー等
リビングが引き締まって見えるカーテンの色は、ダークブラウンやネイビー、グレー等、暗めで落ち着いた色です。
一戸建ての1階の壁を抜いて広いダイニングキッチンにすることがありますが、そうした広い空間に引き締め色のカーテンをセレクトすれば、メリハリが生まれてオシャレに見えます。
赤など強い色は前に飛び出して見えるので注意
「リビングにはNG!」というわけではありませんが、赤やオレンジなど、パキッとしていて強い色合いのカーテンは、インパクトがあるぶん”手前に迫って見える”という特性があります。
そのため、狭いリビングを広く見せたいという方には少し不向きかと思われますし、みんなが集いやすいナチュラルな雰囲気を大事にしたいという方であれば、もう少し控えめな色を選んだ方がいいかもしれません。
ここまでお話したカラーコーディネートについては、ラグやフローリングの色を考慮することも必要なので、総合的に考えるようにするといいでしょう。
→ カーテンとラグのカラーコーディネート | オススメの組み合わせ
リビングをすっきり見せるならシェードやスクリーンもオススメ
「カーテン」というと、ヒダの入ったドレープカーテンを最初に思い浮かべる方も多いかも知れませんが、もちろんカーテンの種類はそれだけではありません。
間取りが狭い、家具の数が多いなどの理由で、ゴチャゴチャして見えるリビングを、ちょっとでもスッキリ見せるなら、シェードやスクリーンもオススメです。
全閉したときに、ドレープカーテンのようなヒダができない種類のカーテンであれば、リビングの全体的な雰囲気がスッキリ軽く見えます。
リビングのカーテンのコーディネート例
- 豪華なデザインのレースカーテンを軸にしたコーディネート
- 2色使いでナチュラルな雰囲気にコーディネート
- 憧れのマリメッコのカーテンをコーディネート
ではここで、オーダーカーテンのメリーカーテンが実際にリビングにカーテンを取り付けた事例を、いくつかピックアップしてご紹介します。
豪華なデザインのレースカーテンを軸にしたコーディネート
お客様が気に入った、豪華なレースカーテンを主役にした、リビングのカーテンのコーディネート事例です。
写真のように、通常室外側に取り付けられることが多いレースカーテンを、室内側に取り付ける方法は「フロントレース」と呼ばれています。
フロントレースにしたのは、もちろん豪華なデザインのレースカーテンを主役にするためです。2種のカーテンを全て閉め切っている状態でも、レースカーテンの柄がしっかり分かるようにという工夫です。
レースの模様が分かりやすいように、後ろにくるドレープカーテンは、無地で色が濃い物を選びました。
→ スミノエのフロントレースを基調にリビングのカーテンをコーディネート 宝塚市
2色使いでナチュラルな雰囲気にコーディネート
リビングの小窓と掃き出し窓に、統一のカーテンをコーディネートした事例です。
小窓をプレーンシェード、掃き出し窓を1.5倍ヒダのドレープカーテンでコーディネートしていますが、生地は同じです。
リビングの雰囲気は”シンプルナチュラル”で、これに合わせたカーテンがいいとのことでしたので、クリーム色をベースに、やさしい雰囲気のグリーン色の生地でアクセントを作っています。
ナチュラルな2色使いのカーテンの取り付けで、オシャレで癒されるリビングになりました!
→ ナチュラルテイストのリビングにオーダーカーテンを取り付け 東大阪市
憧れのマリメッコのカーテンをコーディネート
予算の兼ね合いで熟考されていましたが、最終的に「リビングだからこそこだわりたいから、ちょっと予算オーバーになってもいい!」と選ばれた、マリメッコのカーテンです。
マリメッコのカーテンはデザインが洗練されていて、インテリアに興味がある方が「憧れ!」と言っているのも聞きます。
- 遮光性や保温性が弱い
- 日に焼けて色が抜けやすい
という、マリメッコのカーテンの弱点を補うために、遮光やUVカットに優れたレースカーテンを合わせています。
→ マリメッコのケサント生地のカーテンをオーダーメイドで取り付け 大阪府
リビングカーテンのコーディネートのコツのまとめ
以上、リビングカーテンのコーディネートのコツに関するお話でした。
色選びのことや、カーテンの種類のことなど取り上げましたが、やはり1番いいのは自分のこだわりに合ったカーテンを選んでいただくことです。
記事の冒頭でも述べたように、リビングは玄関に次ぐ”お家の顔”と言っても過言ではありません。
置く家具にもこだわりを持たれている方が多いでしょうし、カーテンはそう頻繁に取り換える物ではありませんから、ちょっと予算をオーバーしても、自分が本当に欲しいカーテンを選ぶべきかと思います。
ここまでお話に出た以外に、リビングに取り付けるカーテンを選ぶときのちょっとしたポイントとして、大きな掃き出し窓の場合、
- 大きな柄の方がキレイに見える (お客様からそう言われることが多いです)
- ヒダは控えめの方が洗濯しやすい
ということがあります。参考にしてみてください!
「リビングに取り付けるカーテンのことで悩んでいる」という場合は、ぜひオーダーカーテンのメリーカーテンにお気軽にご相談ください。
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