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カーテンが思ったよりも長すぎた!自分でできるカーテンの裾直し方法3選
皆さんは、カーテンを買ったときに、いざ設置してみると「あれ?なんか思ってたよりも長いかも」となった経験はありませんか?
そんな時、「買ったお店に持っていくのもなんだかめんどくさいし、自分で裾直しできたらなぁ…」と思いますよね。
そこで今回は、カーテンが思っていたよりも長かった時に、自分でできる裾直しの方法についてまとめてみました。
また、カーテンが長いことで逆にメリットとなることもありますので、そちらも併せて紹介いたします。
カーテンサイズをぴったりにするのは、オーダーカーテンでない限り難しい
まず、市販のカーテンを購入する際に、カーテンのサイズはどのくらいの大きさが必要なのかを測るかと思います。
しかし、頻繁に買い替えるものではないですし、測り方も難しいものです。
なので、自分ではしっかり測ったつもりでも、誤差が生まれてしまいます。
買い替え前で、「カーテンのサイズをしっかり測りたい!」という方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】
⇒ 既製のカーテンを選ぶべきでない3つの理由|カーテンサイズの正しい測り方
自分でできる!カーテンの裾直し方法3選
ここからは、「購入したカーテンが長かったので、裾直しがしたい」という方のために、自分でできるカーテンの裾直し方法について、以下の3つの方法を紹介いたします。
- 布用テープを使って裾直しする
- 安全ピンを使って裾直しする
- 自分で裁縫して裾直しする
お手軽にできるものから、本格的に裾直しをする方法までをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
【1】カーテンを布用両面テープで裾直しする
この方法が、おそらくもっとも手間がかからない裾直しの方法でしょう。
ホームセンターや、100円均一ショップなどで売っている、布用両面テープを使って裾直しをすることが可能です。
布用両面テープでカーテンの裾直しするメリットは「簡単」で「カーテンを切る必要がないこと」
布用両面テープを使えば、カーテンを切ったりする必要がありません。
裁縫に自信がないという場合でも、「カーテンを折ってテープで留めるだけ」の簡単作業なので、最も手間がかからず、お手軽な方法であるといえます。
テープ自体の値段もそこまで高くないので、裾直しにお金や手間暇をかけたくない人にはオススメの裾直し方法です。
一方で、「水洗いできない」「時間が経つとはがれる」などのデメリットもある
あくまでもテープなので、水洗いには対応していません。
また、時間が経つとテープの接着力が弱まり、「気づいたらはがれていた」ということもあります。
手間がかからないという点では良いですが、長持ちしないので、応急処置として考えるのがいいかもしれません。
・アイロンで加熱してしっかり接着する「アイロンテープ」を使うのもオススメ
どうしてもテープで済ませたいという方には、「アイロンテープ」を使うという方法もあります。
カーテンを裁断する必要がありますが、接着力が高く、水洗いもできるので、両面テープに比べると応急処置感はなくなります。
【2】安全ピンを使って裾直しする
布用テープと少し似ていますが、安全ピンを使って裾直しするという方法もあります。
安全ピンを、スペースを空けながらできるだけ等間隔に留めていくことで、裾直しをすることが可能です。
裁縫の知識がなくても、「安く」「頑丈に」裾直しできるというメリットがある
メリットは、布用テープの時と同様に、裁縫の知識がなくても裾直しできるという点にあります。
安全ピンも比較的安く買えますし、はがれることがない分、テープよりも頑丈に仕上げることが可能です。
「カーテンに安全ピンの跡が残る」「表から安全ピンが見える」というデメリットもある
安全ピンの針で穴をあけることになるので、カーテンに小さな穴をあけることになってしまいます。
安全ピンを外すことになったとき、光が安全ピンの穴から漏れてしまうので、見栄え的にもあまりよくなくなってしまうでしょう。
更に、取り付けている間も、カーテンの表面には針が一部分見えている状態になってしまいます。
光の当たり方次第では、表面に見えている針がキラキラしてしまうので、気になる人は避けるべき方法かもしれません。
カーテンは、長く使うものです。
思い入れのあるカーテンやお気に入りのカーテンに針で穴をあけることに抵抗がある場合は他の方法を選びましょう。
【3】自分で裁縫して裾直しする
今回紹介する方法の中では、一番ハードルが高い方法かもしれません。
裁縫道具などがお家にない場合はできないので、テープや安全ピンで代用するのがいいかと思います。
しかし、ハードルが高いがゆえのメリットもあります。
「しっかりとした仕上がりになる」ことが最大のメリット
先ほど紹介した2つの方法に比べ、仕上がりが綺麗になることが大きなメリットです。
裁縫道具のほかに、ミシンなどがあれば、お店で裾直しするのと同様のクオリティに仕上げることも可能です。
デメリットは「失敗する可能性があること」と「手間がかかること」
裁縫初心者でなくても、生地がかなり大きいことなどから、裾直しに失敗してしまう可能性があります。
例えば、生地の折り目が徐々に斜めになってしまい、真っすぐ裾直しすることが出来なくなってしまうことも考えられます。
手作業となると、かなり手間もかかるので、いずれにせよ自分でする方法としてはあまりオススメできないでしょう。
「カーテンは長くてもオシャレだ」という考え方もある
一方で、カーテンは床に付くほど長い方がおしゃれだという考え方もあります。
「ブレイクスタイル」と呼ばれるスタイルで、カーテンをあえて床に垂らして、ゆとりのある雰囲気を楽しむことができることから、海外(特に北欧)では人気のスタイルです。
カーテンの柄や、生地の材質によって合うか合わないかが変わってきます。
しかし「長い方がおしゃれかも」と思えるのであれば、無理に裾直しするのではなく、ブレイクスタイルとしてそのままの雰囲気で置いておくのも良いのではないでしょうか。
ブレイクスタイルについて気になる方はこちらの記事も読んでみてください。
【関連記事】
⇒ あえてカーテンを長くするのはおしゃれ?|ブレイクスタイルのメリットとデメリット
まとめ:しっかりと裾直しをするならオーダーカーテンの専門店がオススメ
今回、購入したカーテンが長かった場合に、自分でもできる裾直しの方法を紹介いたしました。
「テープを使った裾直し」「安全ピンを使った裾直し」に関しては、個人でも手軽にできる裾直しの方法ですが、やはり手軽にできる分、デメリットもあります。
「自分で裁縫して裾直しする方法」は、仕上がり面を考えると、最もしっかりしているのですが、やはり失敗するリスクを考えると、あまりオススメはできません。
「自分で裾直しをするのが少し怖い」という場合には、オーダーカーテンの専門店へもっていくという方法もあります。
メリーカーテンでは、以前裾直し・幅詰めを行った事例もありますので、気になる方はコチラの記事も一度読んでみてください。
【関連記事】
⇒ 引越し先の窓に合わせてオーダーカーテンの寸法直し(丈伸ばしと幅詰め)
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