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すりガラスの窓にもカーテンは必要!レースカーテンだけでも取り付けた方が良い4つの理由
すりガラスって、オシャレですよね。
古き良き和風建築の窓には模様入りのすりガラスもあったりして、普通の窓には出せない雰囲気が出ます。
すりガラスは、曇りガラスともいわれるように、霧がかかったような加工が施されており、中の様子が見えにくいことから、「すりガラスだからカーテンはつけなくても大丈夫。」と考えている人も中にはいるかと思います。
しかし、すりガラスにカーテンが付いていないことで起こるデメリットがあることを、皆さんはご存じでしょうか?
今回は、すりガラスの窓にもカーテンが必要な4つの理由についてまとめてみました。
すりガラスだけでは意味がない!レースカーテンだけでも取り付けた方が良い4つの理由
結論から言いますと、すりガラスだけでは意味がないどころか、様々なデメリットを引き起こします。
今回は、すりガラスの窓にレースカーテンを取り付けた方が良い、以下の4つの理由について詳しく解説していきます。
- 冷暖房の効きが悪くなり、夏は暑い、冬は寒いという状態になる
- 時間帯や窓の位置によっては日差しが眩しくなる
- 生活感がなくなり、部屋が無機質な印象になる
- 完全にプライバシーを保護できるわけではない
これらを放置していると、生活をしていくうえで支障が出ることもあります。
心当たりがあるという方は、是非参考にしてみてください。
【1】窓が露出していると冷暖房の効きが悪くなる
カーテンがない状態だと、日光や、外の気温を遮るものが何もありません。
実は、室内の気温の大半は窓から逃げていくと言われており、カーテンなどの対策が何もされていない状態だと冷暖房の効きが悪くなってしまうのです。
ガラスは熱を通しにくい素材なのですが、薄いガラス板一枚では、どうしても室内の空気を外の空気が触れ合う余地ができてしまいます。
例えば、冬の寒い日に窓に触るとかなり冷たくなっていますよね。
その冷えた窓を温めようとして室内の空気が窓に吸い寄せられ、室内の空気が温かくなったとしても、すべて窓からの冷気で冷やされてしまいます。
このように仮に窓を閉め切った状態でも、外の空気と室内の空気が接触してしまうので、何かしらの対策はした方が良いということになります。
更に、室内気温と室外気温の差が大きいと、窓が結露してしまったり、ひどい場合には窓ガラスが割れてしまうことがあるようです。
◆断熱対策をするなら、窓と室内の間に「空気の層」を作ることが大切
室内の空気が窓から逃げていくことを防ぐためのヒントは、「2重窓」にあります。
東北や北海道など、冬場にかなり冷え込む地域では「2重窓」が主流の断熱対策であることをご存じでしょうか?
窓を2枚重ねることで、外の空気と室内の空気の間に「空気の層」ができるのですが、この「空気の層」が、室外の空気と室内の空気が直接触れ合うことを防ぐ役割を果たしてくれるのです。
「じゃあ2重窓にするのが良いのか」というと、そういうわけでもありません。
2重窓にするには、窓の全面的なリフォームが必要になるので、その分費用も掛かってしまいます。
そこで、2重窓リフォームに比べて安価で取り付け可能な「カーテン」や「ブラインド」がオススメなのです。
カーテンなどを取り付けることで、窓とカーテンの間に「空気の層」が作られ、2重窓と同じ構造にすることができます。
また、必要がないときだけ取り外すこともできるので、使い勝手も悪くありません。
【2】すりガラスでも時間帯や窓の位置によっては日差しや外の明かりが眩しく感じる
例え、すりガラスような曇った窓であっても、完全に光を遮ることはできません。
窓の位置によっては、直射日光が当たる可能性もありますし、寝室の場合ですと、夜にお隣のお家の光が気になって眠れないと感じる原因を作ることにもなってしまいます。
「自然な光で目覚める方が良い」という人もいますが、最近では夜の街明かりなどもLEDを使用してかなり明るくなっています。
夏場は、直射日光が入ることで室内気温が急激に上昇するので、外の光がかえって生活の妨げになってしまうこともあるでしょう。
◆現在では、スマホと連動させられるカーテンの開閉機器もある
どうしても自然光を取り入れたい方にオススメなのが、スマホと連動させられるカーテン開閉機器「mornin’+」です。
指定の時間にカーテンを自動で開ける「目覚まし機能」があり、無理にアラームをセットして起きることなく、自然な光で目覚めることができます。
また、スマホからリモコン操作で開閉できるので、今お使いのカーテンを、手軽に電動カーテンとして使用することも可能なのです。
専用機器を取り付けるものなので、通常の電動カーテンに比べると耐久性などは少し劣りますが、価格の安さもあり、現在注目されている商品です。
小窓のカーテンなど、わざわざ電動のカーテンにする必要がないような窓のカーテンには「mornin’+」がオススメです。
外からの明かり対策として、カーテンと併せて取り付けてみてはいかがでしょうか?
【3】窓の周辺に何もないと部屋が無機質な印象になる
窓が裸の状態になっていることで、人が住んでいる雰囲気(生活感)がなくなってしまいます。
掃き出し窓などの大きい窓が裸の状態になっていた場合、来客があった際には、殺風景で無機質な印象を与えてしまう可能性があります。
家具などのインテリアがおしゃれでも、大きな窓が裸の状態であるだけで、かなり印象が変わってしまうのです。
◆小さな窓でも、小物を置くだけで雰囲気は変わる
小さい腰高窓や丸窓の場合、「カーテンを付けることで違和感が出る」なんてことありますよね。
その場合、ロールスクリーンやブラインドもオススメなのですが、窓枠にものを置けるスペースがあるのであれば、小型の観葉植物などの小物を置くことでも、違った雰囲気にすることができます。
他にも、窓の周辺にシンプルなステッカーを貼ることもオススメです。
このように、お部屋のコーディネートを考えるうえでも、窓は重要な役割を果たしているのです。
【4】すりガラスでも、完全にプライバシーを保護できるわけではない
例え、すりガラスといえども、完全にプライバシーを保護できるわけではありません。
近くを動く影が見えてしまうこともそうなのですが、外が暗く、中が明るい状態だと、かなり奥の方の動きまで見えるようになってしまいます。
中から見ただけだと気づきにくい部分ではありますが、一度夜に窓の外から見てみて、気になるようであれば何かしらの対策はすべきでしょう。
◆すりガラスといえども、レースカーテンだけは取り付けておくと良い
無地で布っぽいドレープカーテンやロールスクリーンに抵抗がある場合、レースカーテンの取り付けがオススメです。
レースカーテンは、通常の窓でも簡易的な目隠しとして使われていることがありますし、遮光性の高いレースカーテンなどもあります。
レースカーテンであれば、布っぽい見た目のもの以外にも刺繍のような質感のものや、柄入りでおしゃれなものまで幅広くあるため、ドレープカーテンのように重たい雰囲気はないでしょう。
すりガラスでも、完全にプライバシーが保護されるわけではないので、レースカーテンだけでも取り付けておくことをオススメします。
まとめ:カーテンの役割は視線を遮るだけではない!お部屋を守るという意味でもカーテンは必要
今回、すりガラスにもカーテンが必要な理由について以下の4つを紹介しました。
- 窓が露出していると冷暖房の効きが悪くなる
- すりガラスでも時間帯や窓の位置によっては日差しや外の明かりが眩しく感じる
- 窓の周辺に何もないと部屋が無機質な印象になる
- すりガラスでも、完全にプライバシーを保護できるわけではない
これらは、すりガラスだけでなく、通常の窓にカーテンを付けない場合にも起こりうることです。
窓が割れるなど、危険が伴う場合もありますので、是非カーテンの取り付けをご検討ください。
「どうしてもカーテンには抵抗がある。」「窓にどんなカーテンが合うのかわからない。」といった場合には、オーダーカーテンの専門店へ相談してみるという方法もあります。
オーダーカーテンの専門店であれば、コーディネーターが家具や窓に合ったカーテン・ロールスクリーン・ブラインドを選んでくれるだけでなく、採寸から取り付けまでお任せできるので、量販店でカーテンを買うより失敗も少なくてオススメです。
もし、大阪近辺で「すりガラスにあうカーテン」をお探しなら、『大阪のメリーカーテン』まで、ご相談ください!
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