オーダーカーテンのコラム | メリーカーテン

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ブラインド(横型)が窓の幅より大きすぎる時の「幅詰め」の方法

既製品のブラインド(横型)を購入すると、「設置したい窓の幅よりもブラインドが大きかった!」なんてことはよくあることかと思います。


また、引っ越しの際に、引っ越し前の部屋ではぴったりだったブラインドの幅が、引っ越し先の窓が狭く、持ってきたブラインドが窓の幅より大きくなってしまったこと、ありますよね?

かといって新しいブラインドを再度購入するのももったいないですよね。

「窓の幅より持っているブラインドの幅が大きい」場合は、ブラインドの幅を小さくする「幅詰め」をする必要があります。

今回は、そんな幅詰めに関する知識を紹介します。

「幅詰め」は自分でできる?簡単な幅詰めの方法

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「幅詰め」をするならなるべくお金をかけず自分でやりたいですよね。
なんと、ブラインドの横幅は自分でも直すことができるんです。
作業行程も5つだけでシンプルなので、幅詰めを検討中の方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

早速、セルフで「幅詰め」をする方法手順を、箇条書きで順番に見ていきましょう。

  1. メジャーで短くしたい長さを測る。
  2. ヘッドボックス(上部メカ部分)、ボトムレール、スラット(羽根)に印をつける。
  3. スラット部分をカットする。
  4. ヘッドボックス部分とボトムレール部分を金のこぎりで切断する。
  5. ボックスキャップ・ボトムキャップをもとの位置にはめ込む。

このシンプルな5つの工程で、ブラインドの幅詰めはできてしまうのです!

「幅詰め」で失敗しない4つのポイント

ここでセルフで幅詰めをする際に失敗しないポイントを紹介します。
怪我の防止にもなりますのでぜひ参考にしてください。

【1】ヘッドボックスの切断できる長さには限界がある。

ヘッドボックス内の部品の位置を確認し、必要な部品がある部位を誤って切断してしまわないようにしましょう。

【2】カットした部品の切り口には、それぞれやすりがけをする。

切り口で負傷する可能性があるので、危険防止のため十分にやすりをかけましょう。
スラット部分は10枚程度束ねてやすりがけを行うと、スラットが折れ曲がりにくく、やすりがかけやすくなります。

【3】スラット部分の素材を確認し、必要に応じた道具を使ってカットする。

スラットが薄いアルミ素材のブラインドであれば、大きめのハサミでカットすることができます。

スラット部分が木の板になっているブラインドであれば、スラットを10枚程度束ねて、ノコギリでカットすると良いでしょう。

【4】スラット部分の切断は寸法をきっちり揃える。

スラット部分の長さがバラバラになると、出来上がって設置した際にガタガタに見えてしまい、せっかくのブラインドが格好悪いものになってしまいます。

幅詰めに使う道具ってどういうもの?

幅詰めに使う道具は、一般家庭にあまり常備されていないものもあります。
購入し、作業を行う前に使用方法を十分理解してから幅詰め作業を行いましょう。


それでは、幅詰めに必要な道具を紹介していきます。

【1】のこぎり

ヘッドボックスやスラットの切断に使いますので、木工用ではなく金属が切断できるものを選びましょう。

【2】はさみ

薄い素材のスラットを切断する際に使います。

小さいものではなく、大きめで頑丈なものが安全です。

【3】やすり

カットしたスラットの切断面を、丸くするために使います。

紙やすりでも構いませんが、取手があるもののほうが作業はしやすくなります。

【4】メジャー

窓やブラインドの大きさが十分測れる長さのものを選びましょう。

【5】油性マジック

切断していく部分の目印をつけるために使います。

可能であればブラインドに似た色を購入しましょう。

<その他あると便利なもの>

  • 角丸パンチ

スラットの切り口の角を丸くするのに便利です。

  • ひも

スラットを束ねて切断する際に使用します。

  • 軍手

怪我防止のためにも、用意しておいた方がいいですね。

その幅詰めちょっと待った!幅詰めをしなくてもいい場合もある

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ブラインドの大きさによっては、むりに幅詰めをせずともそのまま使える場合もあります。
窓の幅とブラインドの幅の大きさの違いがどれくらいの幅であれば、そのまま使ってもよいか、理由や利点と共に紹介します。

利点その1:窓の幅より1〜10cm出ているなら見た目は気にならない

1〜10cmズレがあるくらいだったら、窓枠の外にブラインドを取り付けるように設置すれば、窓枠も見えないので気にならず、幅詰めが必要ないかもしれません。

利点その2:窓の幅より10〜20cm出ているほうが遮光効果や防寒効果が期待できる!

窓に収まるようにブラインドを設置すると、ブラインドがぴったりサイズでも端にどうしても隙間ができてしまいます。隙間から冷気や光が入ってくるため、遮光や防寒を優先したいのであれば、20cm以内くらいなら幅詰めしなくてもいいかもしれません。

ブラインドの幅詰めができないケース

また、「幅詰めができない」のはどんな場合が考えられるのでしょうか?
以下のような場合は、幅詰めをあきらめて新しくブラインドを購入しましょう。

ラダーコードの幅より狭くはできない

スラット部分を切ることになるので、ラダーコードの内側よりは短くできません。

ブラインドの種類によっては、ラダーコードが外側近くについており、数cmしか狭くできないかもしれません。ご自身のブラインドの大きさと、ラダーコードの位置、短くしたい幅をきちんと確認しましょう。

ヘッドボックスの中にある、シャフトより狭くはできない

シャフトとは、ブラインドのヘッドボックスの中にある部品のことで、ブラインドを上下に動かすために必要な部品です。
シャフトを切断してしまうとブラインドの機能が損なわれるため、シャフトの幅よりは狭くできません。

専門知識がないと、幅詰め出来るかどうかの判断が難しい

ラダーコードやシャフトなどもそうですが、専門的な知識を持っていないと、見分けがつかない小さな部品が含まれていることがあります。

そのため、自分で幅詰めをする際には、事前にしっかりと調べたうえで、慎重に行いましょう。

どうしても判断がつかないという場合には、オーダーカーテン専門店など、専門の業者に依頼するのがいいでしょう。

まとめ:けがのリスクなどもあるので、幅詰めは業者への依頼が吉

今回の記事では、幅詰めのやり方や幅詰めの道具、幅詰めをしなくてもいい場合、幅詰めができない場合などを具体的に挙げてきました。

しかし、幅詰め作業を行うにはある程度DIYや日曜大工に馴染みがある方に向いている作業工程が多くなっています。

幅詰めをしたいけど、「道具も必要だし、切り方にも工夫が必要だったり、やっぱり自分には難しいかも・・」と思われた方は、迷わずプロに頼むことをおすすめします。

ブラインドの幅詰めをプロに頼むメリットとしては以下の通りです。

  1. 窓の大きさにふさわしいブラインドの幅を熟知している。
  2. 寸法の測り間違いや切断作業に間違いがない。
  3. 綺麗に仕上がる切り方を知り尽くしている。

セルフで幅詰めを行ったほうが、費用は安くすみますが、失敗の恐れや作業の手間など、様々なリスクが伴います。

カーテンのことを知り尽くしたプロに頼めば、失敗がないうえに、仕上がりも断然綺麗になります。

インテリアに合わせて購入したブラインド、せっかくなら買い直したりせずそのまま使い続けたいですよね。

道具を買いに出かけたり、作業をする手間、怪我のリスクを考えると、幅詰めはプロに頼むのが断然おすすめです。

また、思い切って気分を変えて新しいブラインドを購入するのもリフレッシュできてよいかもしれません。

メリーカーテンはオーダーブラインドで窓に合ったサイズを御提案致します。

お気に入りのブラインドを幅詰めする場合には、メリーカーテンまで御相談ください。