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シアーカーテンの種類の違い | ラッセル・ボイル・オーガンジーなど
シアーカーテンとは、薄手で透け感のある生地でできたカーテンのことを指します。
シアーカーテンは、一般的には「レースカーテン」とも言われており、こちらの呼び方のほうが馴染みのある方も多いかもしれません。
さて、ひとくちにシアーカーテンといっても、生地の製法や加工によって様々な種類があります。
この記事では、シアーカーテンの種類や機能性、シアーカーテンの購入方法などを解説していきます。
シアーカーテンは主に5種類ある
- ラッセルレースカーテン
- ボイルカーテン
- オーガンジーカーテン
- エンブロイメンダリーカーテン
- ケースメントカーテン
上記は、シアーカーテンの主な種類です。
それぞれのカーテンの作られ方や質感の違い、デザイン面での特徴などを、詳しく見ていきましょう。
【1】ラッセルレースカーテン
ラッセルレースカーテンとは、花柄やオーナメント柄などを、レース編みで表現したカーテンのことです。
一般的に「昭和っぽい」「レトロな感じ」とイメージされることが多いですが、最近では編みに使われる糸が細くなり、繊細なデザインを作り出すことも可能になりました。
幅広いインテリアに応用できるので、長く愛されているカーテンです。
【2】ボイルカーテン
ボイルカーテンとは、「平織」という織り方で織った、シンプルなカーテンのことを指します。
「無地のシアーカーテンが欲しい」という人に、とても需要の多いカーテン生地です。
ボイル生地をベースに、刺繍やプリントでつけられた柄は美しく軽やかで、お部屋が風通しのいい雰囲気になります。
【3】オーガンジーカーテン
オーガンジーカーテンは、生地のハリと透け感が魅力のカーテンです。
近年は、トルコ調のオーガンジーカーテンが、色柄が豊富なためインテリアカーテンとして注目を集めています。
【4】エンブロイダリーカーテン
上記画像引用元:https://www.perfect-space.jp/c/oder_race/embroidery/clr_0117_2h
「エンブロイダリー」とは、日本語にすると“刺繍”という意味を示します。
そのため、シアーカーテンのなかでも、美しい刺繍を施したカーテンのことを「エンブロイダリーカーテン」と呼ぶことが多いです。
カーテンの裾に刺繍を施した、「絵羽柄」と呼ばれるものが特に人気です。
【5】ケースメントカーテン
粗めに織られたざっくりとした生地感のカーテンのことを、ケースメントカーテンと呼びます。
厚みがある生地ですが、粗めの織りで通気性もよく、ドレープカーテンとレースカーテンの中間的な役割で使うことができる便利なカーテンです。
「機能シアーカーテン」とは?
上記で挙げた種類分けは、製法やデザイン面での種類分けです。
他に、機能面でシアーカーテン(レースカーテン)を種類分けすることもできます。
ミラーレースカーテンとは?
ミラーレースカーテンとは、室内の様子を見えにくくする効果を持つカーテンのことです。
プライバシー保護の機能を持つレースカーテンとして、近年人気を集めています。
UVカットレースカーテンとは?
UVカットレースカーテンとは、その名の通り、紫外線カットの効果を持つカーテンのことです。
カーテンレールに吊るすだけで簡単に紫外線対策ができるため、部屋にいる間の紫外線が気になる人や、家具やフローリング・壁紙の日焼けが気になる人に、オススメできます。
UVカットカーテンは、商品によって紫外線カット率が異なります。
紫外線カット率が高ければ高いほど、透け感がなくなり、お部屋に取り込める光の量も少なくなるのが一般的です。
シアーカーテンはインテリアの主役にもなる!
シアーカーテンは、インテリアの主役にもなります。
上の写真のように、美しいシアーカーテンを部屋の内側に取り付けるのです。
こうした取り付け方を、フロントレーススタイルといいます。
気に入った柄のレースカーテンは、フロントレーススタイルで華やかに目立たせることを検討してみるとよいでしょう。
シアーカーテンはどうやって買うべき?
実際にシアーカーテンを購入する方法は、大きく分けて「既製品を購入する」方法と、「オーダーして仕立てる」方法の2つです。
インテリアに興味がある方は、オーダーカーテンのお仕立てを1度は検討されたことがあるのではないでしょうか?
以下では、それぞれの購入方法のメリットや注意点を見ていきましょう。
【1】既製品を購入する
手軽な既製品カーテンには以下のようなメリットがあります。
- 予算が安く済む
- 注文してから届くまでが早い
急な引っ越しなどでカーテンを新調する場合は、なかなかカーテンのことまで考えが間に合わず、とりあえず既製品で済ませるパターンはありがちです。
しかし、既製品はサイズ展開に制限があり、無難な色柄が多いため、サイズがぴったり合わなかったり、インテリアにこだわりたい方には少し物足りなかったりするでしょう。
近年は、ネット通販で豊富な色柄のカーテンを展開するお店も多いです。
インテリアショップなどの店頭で、納得できるカーテンに出会えなかった場合は、ネット通販も検討するとよいでしょう。
【2】オーダーして仕立てる
オーダーカーテンは、サイズが合わせられるだけでなく、実はその他にもたくさんのメリットがあります。
- 家のインテリアやイメージに合う、
こだわりのカーテンが作れる - 縫製が綺麗で、細部まで美しい
- 既製品より長持ちしやすい
オーダーカーテンは既製品よりも縫製が丁寧なので、仕上がりが綺麗なことはもちろん、耐久性にも優れます。
大事に扱えば、10年以上現役で使うことも可能。ただし、シアーカーテンはデリケートかつ汚れの目立ちやすいカーテンなので、耐用年数は少なめに見ておくとよいです。
オーダーカーテンのデメリットは、注文をしてから製造を行うため、商品の受け取りまでに少し時間がかかることです。
引っ越しのタイミングでオーダーカーテンの注文を検討している場合は、期間に少し余裕を持って購入するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シアーカーテンの種類や機能性、シアーカーテンの購入方法について解説しました。
今まで何気なく選んでいたカーテンも、デザイン性や素材のことを知ると、選ぶ楽しみが広がりますね。
メリーカーテンではカーテンのプロ達が、お客様ひとりひとりのお悩みやご要望にぴったりのカーテンをご提案します。
「部屋にあう高品質なシアーカーテンが欲しい!」という方は、ぜひ大阪のオーダーカーテン専門店『メリーカーテン』にご相談ください。
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