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非遮光カーテンとは?| 遮光カーテンと悩んだ時の選び方も紹介
カーテンには、遮光カーテンのほかに「非遮光カーテン」があることをご存知ですか?
非遮光カーテンには、室内を明るくできる、あるいは開放感を出せるなど、様々なメリットがあります。
今回は、「非遮光カーテンと遮光カーテン、どちらがいいの?」とお悩みの方に役立つ、非遮光カーテンのメリット・デメリットや、遮光カーテンとの比較ポイントなどを、分かりやすく解説します。
非遮光カーテン選び(あるいは、遮光カーテン選び)の参考にしてくださいね!
非遮光カーテンとは?
非遮光カーテンとは、その名の通り“遮光しないカーテン”のことを指します。
遮光仕様のカーテンには使う黒糸を編みこまずに作られ、比較的薄手であることが特徴です。
コットンやリネンなどの天然素材のカーテンは、基本的に非遮光です。
生地の素材感に合わせて、柄もモロッカンテイストやナチュラルテイスト、北欧テイストのものが多く、他のインテリアとテイストを統一することで、一層オシャレに見えます。
- 柔らかな光を感じたい
- 自然の風合いを感じたい
こうした現代的なニーズに、うまく応えられるカーテンです。
非遮光カーテンの5つのメリット
非遮光カーテンの主なメリットは、以下の5つです。
- 日光が差し込みお部屋の印象が明るくなる
- 窓辺の印象が軽くなる
- 朝日を感じることで生活リズムが整いやすい
- 日の差し方でデザインの印象が変わる
- 素材やデザインが豊富
【1】日光が差し込みお部屋の印象が明るくなる
非遮光カーテンは適度に日光を取り入れ、お部屋全体を明るく印象づけます。
日光を取り入れるカーテンは開放感にも優れ、広く見せたいお部屋やリビングなどに適します。
【2】窓辺の印象が軽くなる
非遮光カーテンは基本黒糸を入れず、生地も薄手なものが多いため、窓を覆ってもふんわり・軽めの印象が保てます。
【3】朝日を感じることで生活リズムが整いやすい
非遮光カーテンは光を遮らないため、朝には朝日を感じることができます。
効果の大小に個人差はあるでしょうが、「(寝室で)朝日と共にすっきり目覚めたい」「体内時計を整えたい」という人が、生活リズムを整えることに適しているのです。
【4】日の差し方でデザインの印象が変わる
日光が差し込む・透けることで、非遮光カーテンのデザインや色は、微妙な変化を見せます。
1日を通してカーテンの印象は徐々に変わり、なるべく飽きないで長くデザインを楽しめる点が大きな魅力です。
【5】素材やデザインが豊富
遮光カーテンはじめ多機能カーテンは、特殊加工が必要なゆえに、素材・デザインが限られることがあります。
いっぽう、非遮光カーテンはそうした制約はないため、素材・デザインが豊富であり、「非遮光カーテンでOK」となればカーテン選びの幅はグンと広がります。
非遮光カーテンの4つのデメリット
非遮光カーテンの主なデメリットは、以下の4つです。
- 日中に睡眠をとる人には不向き
- 生地が薄く断熱効果が低い
- 人影が透けてプライバシーが気になる
- 紫外線が気になる
【1】日中に睡眠をとる人には不向き
太陽の光がたっぷり差し込む非遮光カーテンは、やはり日中~夕方にかけてまぶしいです。
夜勤で日中に睡眠を取る人にとっては、非遮光カーテンは眠りの妨げであり、かなり不便なものと感じるでしょう。
【2】生地が薄く断熱効果が低い
非遮光カーテンの生地は軽め・薄めなので、基本的に断熱効果は低いです。
外気温の影響を受けやすく、冷暖房の効率は、遮光カーテンを付けている場合よりも悪くなるでしょう。
【3】人影が透けてプライバシーが気になる
光を通す非遮光カーテンは、人影が透けやすいです。
マンションのお部屋や、外の道に面しているお部屋など、視線カットを重視したいお部屋には不向きです。
【4】紫外線が気になる
UVカットに特に優れたレースカーテンを選ぶなど、何らかの工夫がない場合、非遮光カーテンは紫外線を多く通してしまいます。
紫外線のお肌への影響が気になったり、畳・フローリング、その他インテリアの変色・色褪せが気になったりするかもしれません。
非遮光カーテンか遮光カーテンで悩んだときの選び方
以下では、「非遮光カーテンと遮光カーテン、どちらにするべきか悩んでしまう…」という人に向けて、それぞれのカーテンをオススメする場所・状況についてご紹介します。
非遮光カーテンを選ぶのがオススメの4つのケース
非遮光カーテンをオススメするケースは、以下の4つです。
- リビング・子ども部屋に付ける場合
- カーテンを閉めても、お部屋のイメージを明るく保ちたい場合
- 厚く重たい印象のカーテンが苦手な場合
- 朝、入ってくる光で自然に目覚めたい場合
《 リビング・子ども部屋に付ける場合 》
リビングや子ども部屋などは、日の光がたっぷり差し込む明るい空間にしたいものです。これらのお部屋は完全に太陽光を遮らず、非遮光カーテンで適度に日光を取り入れることをオススメします。
《 厚く重たい印象のカーテンが苦手な場合 》
黒い糸を使う遮光カーテンにすると、印象が重くなりがち。「厚くて重たい印象は避けたい」と考える場合には、非遮光カーテンが向いているでしょう。
《 朝、入ってくる光で自然に目覚めたい場合 》
寝室には、「光漏れが気になるから」と遮光カーテンを使用する人が多いですが、逆に光漏れを受け入れて、「なるべく自然に目覚めたい」と考えるなら、寝室でも非遮光カーテンを選ぶことがオススメできます。
遮光カーテンを選ぶのがオススメの4つのケース
遮光カーテンをオススメするケースは、以下の4つです。
- 寝室・書斎に付ける場合
- 映画やホームシアターをよく観る場合
- クラシカル・エレガントなカーテンを好む場合
- 光漏れに邪魔されずゆっくり寝たい場合
《 寝室・書斎に付ける場合 》
寝室や書斎など、落ち着いた雰囲気にしたいお部屋には遮光カーテンがオススメです。日の光や人影を気にせず、集中したりくつろいだりできます。
書斎の場合、置いてある本を日焼けから守ることにもつながります。
《 映画やホームシアターをよく観る場合 》
特に日中、映画やホームシアターをよく楽しむ人にも、遮光カーテンのほうがオススメです。
映像が鮮明で見やすくなりますし、厚みのある遮光カーテンは非遮光カーテンよりも防音効果が高いためです。
《 光漏れに邪魔されずゆっくり寝たい場合 》
「睡眠が浅く、光漏れがあると早く起きすぎてしまう」という人、あるいは「夜勤で朝やお昼に寝る必要がある」という人は、遮光カーテンを選んで日の光をシャットアウトしましょう。
遮光カーテンの遮光性能にはレベルがあるので、なるべく高いものを選ぶとよいかもしれません。
以下は、参考記事です。遮光カーテンのレベル(等級)について知りたい方は、ぜひ併せてお読みください。
ナチュラルで可愛い!非遮光カーテンの事例
こちらは、当社『メリーカーテン』でオーダー取り付けを行った、非遮光カーテンです。
「シンプルでナチュラルなものがいい!」と無地のカーテンを選ばれましたが、せっかくオーダーであつらえるならと、ボトムボーダー(緑の部分)を入れることにしました。
そのため、シンプルだけどアクセントがある、オシャレな印象を与えてくれます。
カーテン生地に遮光性能はないため、カーテンを閉め切っても適度な明るさが得られることが、明るさ重視のリビングにはピッタリでしょう。
《 詳しくはコチラ 》
⇒ ナチュラルテイストのリビングにオーダーカーテンを取り付け 東大阪市
なお、この時に取り付けた非遮光カーテンは『SUMINOE(スミノエ)』のもの。
残念ながら、現在同一品番はなくなっていますが、「オフシェイド3(閉めた時でも人の輪郭が見える)」や「オフシェイド4(閉めた時でも顔の表情や人の動作まで分かる)」で検索すると、適度に光を通す様々なカーテンが見つかります。
まとめ
以上、非遮光カーテンの特徴や、遮光カーテンとの比較ポイントについて、お伝えしました。
“「非遮光カーテン」or「遮光カーテン」”に限らず、お部屋の場所や使い方によって、向いているカーテンは変わります。
カーテンを選ぶ時は、カーテンのデザイン・色だけでなく、機能性の違いについても目を向けてみてくださいね!
「オシャレで高品質な非遮光カーテンが欲しい」「非遮光カーテンのオーダーと取り付けを依頼したい」とお考えなら、ぜひ大阪のオーダーカーテン専門店『メリーカーテン』にお任せください!
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