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【事例あり】お部屋に合うロールスクリーンの選び方|取り付け例も紹介
「自宅の部屋にロールスクリーンをつけたい!」と思っても、どういう点に気を付けて選べばいいかわからない方もいらっしゃるかと思います。
また、一言にロールスクリーンといっても種類がたくさんあるので、お部屋のコーディネートに合うものがきちんと見つかるのかも心配ですよね。
この記事では、ロールスクリーンの選び方、お部屋に似合うロールスクリーンを、当社の事例も交えてご紹介します。
ロールスクリーンのメリット
普通のカーテンではなく、ロールスクリーンをお部屋に設置することで、おもに以下のようなメリットがあります。
- お部屋が広く見える
- 掃除がしやすい
- 光の入る量が調整しやすい
- カーテンの柄を綺麗に楽しむことができる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
お部屋が広く見える
ロールスクリーンは、普通のカーテンのようにドレープ(布がウェーブになっている部分)がなく、フラットな1枚布なのでスッキリとした印象でお部屋を広く見せることができます。
また普通のカーテンは開けているときに窓の端に布を束ねるので存在感がありますが、ロールスクリーンは上に巻き上げて収納できるので収納している時も見た目がシンプルです。
掃除がしやすい
ロールスクリーンのお手入れは、乾いた布やハンディモップなどでホコリをふき取るだけなのでとても簡単です。
普通の布のカーテンのお手入れは、取り外して洗濯をする必要があるため1日がかりで大変です。
また、普通のカーテンは、ドレープ部分があるため、ロールスクリーンよりもホコリが溜まりやすくなります。
「ロールスクリーンも洗濯したい!」という場合は、ウォッシャブルタイプのロールカーテンを選ぶとお家で洗濯することも可能です。
光が入る量を調整しやすい
普通のカーテンは横に開閉するので、お部屋に均一に光を入れるにはカーテンを全開にするしかないため、日差しの調整はなかなか難しいですよね。
ロールスクリーンなら上下に開け閉めできるので、途中まで下げておくと直射日光を遮りつつお部屋に日光を取り入れることができます。
カーテンの柄を綺麗に楽しむことができる
ロールスクリーンは、フラットなデザインなのでまるで壁紙のように好きな柄をそのまま平面で楽しむことができます。
普通のカーテンだとドレープがあるので、どうしても柄に歪みがでてしまいますが、ロールスクリーンではそのようなことはありません。
普通のカーテンはパターン柄(デザインが繰り返しになっているもの)が多いですが、ロールスクリーンだと1枚絵のようなデザインでお部屋に絵画を飾っているような楽しみ方もできますよ。
ロールスクリーンを選ぶときのポイント
それでは、実際にロールスクリーンを選ぶときのコツを、色・柄・サイズなどのポイント別にご紹介します。
ロールスクリーンの色を選ぶときのポイント
ロールスクリーンの色を選ぶ際は、ご自身の好きな色を選ぶのももちろん良いですが、お部屋の壁紙にあわせた選び方をするとよいでしょう。
ロールスクリーンは窓に取り付けるものなので、壁紙との相性がとても重要です。
お部屋を広くスッキリ見せたい場合は、壁紙と同じような色合いを選ぶのがおすすめ。
たとえば、お部屋の壁紙が白色の場合は「白系」のロールスクリーンを選ぶと、馴染みやすくスッキリとした印象になります。
白系の中でも「明るいベージュ」や「明るいグレー」を選ぶとおしゃれな雰囲気が演出できますよ。
もちろん、お部屋のインテリアとしてカラフルなロールスクリーンを設置するのも良いでしょう。
その場合はロールスクリーンを設置したい窓の大きさに注意しましょう。
大きめの窓に鮮やかな色のロールスクリーンを設置すると、そこだけ目立ってしまいなんだか落ち着かない雰囲気になってしまうので注意が必要です。
ロールスクリーンのサイズを選ぶときのポイント
ロールスクリーンを選ぶ際は、設置したい窓の大きさに希望の布が対応できるのか注意が必要です。
ロールスクリーンは、製作できる幅が最大270cmまでの生地が多く、それよりも大きな幅になると「広幅」に対応しているものを選ばないといけません。
お気に入りの生地を見つけても、大きな窓のサイズに合わせて製作しようと思ったら「広幅に対応していなかった!」なんてこともあります。
また、広幅で作成する際は、本体メカと生地の隙間に注意が必要です。
多くのロールスクリーンは、注文をする際の「長さ」は「メカ部品の製品幅」になります。
長さ=生地(スクリーン)幅ではないことが多いですので気をつけましょう。
ロールスクリーンの柄を選ぶときのポイント
ロールスクリーンの柄は、「お部屋の広さ」と「窓の大きさ(幅×高さ)」を踏まえた上で選ぶとよいでしょう。
近年流行している北欧柄などは、インパクトの大きな大柄なものが多いですよね。
「広い部屋」で「大きな窓」であれば、大柄を選んでも問題ありません。
しかし「狭い部屋」に「大きな窓」である場合は大柄のロールスクリーンを設置すると、お部屋に圧迫感が出てしまう可能性があります。
狭いお部屋だけど「どうしても大柄がいい!」という場合は、背景と柄が落ち着いた色のものを選ぶと良いでしょう。
ロールスクリーンの機能を選ぶときのポイント
ロールスクリーンは生地によってさまざまな機能があります。
お部屋の用途に合わせて機能面も気をつけて選んでみるとよいでしょう。
ロールスクリーンには主に以下のような機能性を持った生地が存在します。
遮光性
遮光とは、その名の通り光を遮断する機能のことです。
遮光カーテンには基準があり、遮光の度合いで1~3級の等級が分けられています。
一番遮光性の高い1級は、人の顔が認識できないほどの暗さになりますので、暗いくないとしっかり眠れない人などには遮光性の高いものがおすすめです。
遮熱性
遮熱とは、外からの熱気を反射して断熱する機能です。
ロールスクリーンの内側と外側で熱が通り抜けるのを防ぐため、暑さ対策だけでなく寒さ対策にも効果があります。
UVカット
紫外線カット効果のあるカーテンのUVカット率は約80%~90%と言われています。
紫外線は、お肌へのダメージだけではなく、家具・フローリング・畳の色あせの原因にもなりますので、大事な家具をずっと使いたい人などにもおすすめの機能です。
調光タイプ
調光タイプのロールスクリーンは、部屋の明るさをキープしながら室内外の視線カットができるロールスクリーンです。
「目隠しをしつつ明るさ調整がしたい!」という方は調光タイプのロールクスリーンを検討してみるのもよいでしょう。
例えば、寝室にロールスクリーンを設置する場合は、遮光性を重視したものを選ぶとよいでしょう。
そのほか、お部屋の冷暖房効率を大事にしたい場合は遮熱性の高いものを買うとよいでしょう。
また、ロールスクリーンは操作方法が豊富なので、ご自身が操作しやすい方法やお部屋の間取りにあわせた操作方法を選びましょう。
ロールスクリーンの操作方法は下記のような種類があります。
チェーン式
ポールチェーンを必要な分だけ引っ張ることでスクリーンの昇降操作を行う
ワンタッチチェーン式・ワンチェーン式
チェーンを1~2cm引くだけで、スクリーンが自動的に巻き上がる
プルコード式
ウエイトバーについているシリンダープルコードを引っ張りスクリーンの昇降操作を行う
スマートコード式
スクリーンの側部にあるボトルプルコードを使ってスクリーンの昇降操作を行う
ループコード式
基本操作はチェーン式と同じだが、ループコード式は丈夫で軽いため操作が楽
カーテンやロールスクリーンは一度設置すると長く使うものなので、ご自身やご家族が使いやすい操作方法のものを選ぶようにしましょう。
事例でみるロールスクリーンの取り付け例
それでは、実際にメリーカーテンで取り付けたロールスクリーンの事例を写真と共にご紹介します。
子ども部屋と寝室のすりガラス窓にロールスクリーンを取り付け
一戸建てにお住まいのお客様より、「子ども部屋・寝室・リビングダイニングの窓辺のコーディネートをしてほしいです」とご相談がありました。
各部屋には1つずつ窓があるのですが、中に入っているガラスの種類が違います。
子ども部屋と寝室のすりガラスの窓にロールスクリーンを取り付けました。
それぞれの部屋の窓の違いを踏まえて、お客様に喜んでいただけるコーディネートを考えさせていただいた事例です。
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シンプルをコンセプトに新築一件まるごとコーディネート
新築の一戸建てにお引っ越しされるお客様から「お家すべての窓にオーダーカーテンをコーディネートしてほしい」とご依頼がありました。
写真は玄関の一角にある縦長の窓です。
こうした窓はアクセントとして鮮やかな色合いのロールスクリーンを取り付けるのも良いですが、今回は「シンプル・スッキリ・コンパクト」のテーマを元に、無地のロールスクリーンを取り付けました。
その他のお部屋の窓も同様に、シンプルなイメージでコーディネートしています。
「シンプル重視」とは言っても、全てを無地のカーテンにしたのではなく、メリハリを付けるとより洗練された印象になるお部屋には、幾何学柄なども取り入れています。
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ダイニングの腰窓に絵画風のロールスクリーンをコーディネート
新築の一戸建てにお引っ越しされるお客様から「ダイニングの雰囲気にあうロールスクリーンをコーディネートしてほしい」とご依頼がありました。
お客様からのご要望に「1枚の絵画を飾っているような、オシャレなロールスクリーンを選んでいただければ嬉しいです!」とのお声がありましたので、ダイニング全体との”調和”を意識しつつコーディネートしています。
ダイニングの家具は、シックなダークブラウンで揃えられているため、お部屋全体的に高級感のある佇まいになっています。
雰囲気を崩さないように、ロールスクリーンのベース色は明るく、アクセントとなる柄の色はダイニングの家具の色と合わせた色使いを選んでいます。
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リビングに機能性抜群のツインタイプロールスクリーンを取り付け
一戸建てにお住まいのお客様から「展示会で見たツインタイプのロールスクリーンを、我が家のリビングにも取り付けたい」というご依頼がありました。
お客様は「ぜひこのツインタイプのロールスクリーンを取り付けたい!!」と、展示会で見つけた時から決めておられたようでした。
ツインタイプのロールスクリーンとは、ピンとこない方も多いかもしれませんが、レーススクリーンと厚地のスクリーン、2つのスクリーンがセットになった、機能性の高いロールスクリーンのことです。
お客様より「遮光性を重視したい」というお話がありましたので、厚地のスクリーンは遮光性に優れたものをセレクトしています。
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おしゃれな壁紙にも馴染むロールスクリーンをコーディネート
新築の一戸建てにお引っ越しされるお客様から「新築の一戸建て全体に、まとめてオーダーカーテンをコーディネートして取り付けてほしいです」とお問い合わせがありました。
寝室には小窓(W400×H1200)が2つあり、オシャレなストライプの入ったオレンジの壁紙に馴染むようなオーダーカーテンを取り付けたいとのことでした。
小窓は、下枠を持って上下にスライドさせて開閉する仕組みになっていますので、取り付けるカーテンも、上下に開閉できるロールスクリーンが使いやすいのではないかと思いご提案しました。
ロールスクリーンカーテンの色は、オレンジ色の壁紙にマッチするように、濃いブラウンを選びました。
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縁側がある和室に似合うカーテンをコーディネート
新築の一戸建てにお引っ越しされるお客様から「和室の縁側に合う和風のカーテンは無いですか?」とご質問がありました。
お客様の仰られていた縁側は、和室にある縁側で、和室から見ても雰囲気の良い縁側でした。
縁側には一般的なドレープカーテンを利用されるお客様も多いのですが、お客様はドレープカーテンとは違ったものが良いというご要望でしたので、サンゲツの”経木すだれ”と”すだれ調ロール”をご提案しました。
経木すだれは、本物のシナ材を使っているのでお値段が少し高めですが、和の良さをしっかり楽しみたいという方にはおすすめです。
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子供部屋はかわいらしさを残しつつ、シンプルなコーディネート
弊社で家具を購入された際に「カーテンも併せてコーディネートしていただけるなら」という事で、ほぼ全部屋のコーディネートをご依頼いただきました。
今回はお客様より「キャラクターがプリントされたものや、かわいらしい柄付きのものは避けてほしい」と要望がありましたので、子供らしさを残しつつもシンプルなコーディネートに致しました。
色付きの壁の小窓は、白いロールスクリーンでワンポイントアクセントにしています。
高さ調整用コードの持ち手部分は、壁と同系色にし統一感を持たせています。
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書斎のロールスクリーンが100インチのプロジェクターに
新築の一戸建てにお引っ越しされるお客様から「一戸建てを新築したのでカーテンを揃えたい。」とご相談がありました。
お客様と話をしていくうちに、趣味が旅行などで撮った写真を編集することだという事をお聞きして、プロジェクターになるロールスクリーンをご案内させていただきました。
よくあるツヤのある生地では光が拡散してキレイに投影できません。
しかし、こちらで使用しているニチベイのN-7306は、FRPガラスに艶のないPVCフィルムを両面ラミネート加工がしてあり、プロジェクターから投影された光が拡散せずにキレイに映し出されます。
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寝室に合う調光ロールスクリーンをコーディネート
一戸建てのお客様より「落ち着いた寝室にしたいので木製ブラインドを考えている。」とご希望を伺いました。
お客様の要望通りの木製ブラインドをご案内させていただくと、予想以上に予算オーバーしてしまったので、費用が安く済む一般的な普通のカーテンを選ばれました。
そこで、ウッド調の調光機能の付いたロールスクリーンをご提案をさせていただきました。
一般的なロールスクリーンは、遮光したい時はロールを降ろす、光を入れたい時はロールを上げるというシンプルなものです。
一方、「調光ロールスクリーン」は降ろしている状態でも調光できるので、ブラインドのような高い機能を保持しつつ、ブラインドと比較しても何ら遜色のないデザイン性で人気が出てきているロールスクリーンです。
→ 詳しい事例を見る
上記の施工事例はほんの一部です。
気になる方はぜひ「詳しい事例を見る」から、施工事例のページをご覧くださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
使い方次第では、インテリアにも実用的にも使えるロールスクリーン。
「馴染みがなくて選ぶのが難しそう…」と思っている方も、お部屋の「目的」や「色味」を意識するだけで選ぶのが簡単になりますよ。
メリーカーテンでは、お客様のさまざまなご要望にあわせてカーテンのプロがしっかりとご相談に乗らせていただきます。
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