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障子とカーテンを両方付けたい!メリット・取り付け方・オススメのカーテンを解説
和室の窓に付いている障子。
障子だけでなくカーテンを取り付けることで、和室の眩しさを緩和したり、畳の日焼けを抑えることができます。
今回の記事では、障子とカーテンを両方付けることのメリットや、和室にオススメのカーテンの種類などについて、オーダーカーテン専門店の『メリーカーテン』が解説していきます。
障子とカーテンを両方付けることはあり?
組み合わせとして珍しいものの、障子とカーテンの両方を付けることは「あり」です。
窓に障子とカーテンではどちらが暖かいでしょうか?
窓に障子かカーテンをつけるとしたらどちらが暖かいでしょうか?
両方つけることが一番良いでしょうか?
ーー『Yahoo!知恵袋』より引用
障子とカーテンを両方付ける(障子を外さない)ことで、和室ならではの雰囲気を維持しつつ、遮光性や断熱性などの機能的なメリットを得られます。
障子とカーテンを両方付ける4つのメリット
- 遮光性が上がる
- 畳の日焼けを抑えられる
- 和室のイメージチェンジができる
- 障子の破れ・汚れを減らせる
障子とカーテンを両方併せて付けることには、上記のようなメリットがあります。
【1】遮光性が上がる
障子とカーテンの両方を付けると、お部屋の遮光性がグンとアップします。
障子だけでは遮光性が足らず、外の光が漏れてきて、日中の光を眩しく感じてしまうことが多いです。
朝日や夕日の光は特にキツく、熱い光がお部屋の温度を上げてしまい、夏場は過ごしにくくなります。
こうした障子のデメリット面を、カーテンでカバーすることができます。
和室に入る光量の調節がしやすいカーテンは、シェード・スクリーン・ブラインド・すだれなどです。
日によって細かく、和室が快適なように光の量を調整してみましょう。
和室を寝室にもする場合は、特に障子とカーテンの両方付けがオススメです。
ゆっくり眠れるように遮光性能が高い機能性カーテンを選ぶとよいでしょう。
【2】畳の日焼けを抑えられる
和室の畳の美しい状態をなるべく長く保つために、障子とカーテンの両方を取り付けることが有効です。
先に述べたように、障子だけでは遮光性能が弱いため、紫外線が多く入ってきて、畳の日焼けに繋がりやすいです。
畳が日焼けすると、畳の変色(茶色っぽくなる)が促進されてしまい、畳ならではのいい香りも飛んでしまいます。
こうした紫外線の面での障子の弱さを、UVカット性能に優れたカーテンでカバーしましょう。
【3】和室のイメージチェンジができる
「畳」×「障子」といえば、和室の定番の組み合わせです。もっとも理想的なレイアウトだともいえるでしょう。
しかし長く住んでいれば、ちょっと飽きがくる時もあるのではないでしょうか?
和室にカーテンを足すことで、好みのテイストに和室のイメージをチェンジすることができます。
最近のお家は、和室と洋室が間仕切りなく繋がっているケースも増えていて、「和室の洋室化」もよく見られます。
そういうお部屋では、障子のみの純粋な和テイストより、カーテンを用いた「和テイスト+洋テイスト」のほうが、お部屋全体のバランスが取りやすいです。
【4】障子の汚れ・破れを減らせる
障子をカバーするようにカーテンを取り付ければ、障子が汚れたり破れたりするリスクを減らすことができます。
障子は、どうしても破れやすいものです。また、洗濯ができないのでひどく汚れてしまったら、張り替えるほかありません。これは少し面倒です。
小さな子どもやペットのいるお家では特に、障子を汚したり破ったりしやすいので、平時にカーテンで障子を守っておくことは有効策です。
カーテンなら、障子ほどは簡単に破れることはありません。洗濯可能な素材のカーテンであれば、汚れても洗濯して綺麗にすることができます。
障子とカーテンを両方付けるための方法
障子がある窓には、カーテンレールが設置されていないケースが多いです。
すなわち、障子とカーテンの両方を取り付けるためには、まずはカーテンレールを準備する必要があります。
障子を外すことができる場合、窓枠の奥行に余裕ができるので、つっかえ棒で簡単にレールを作ることができます。
しかし障子とカーテンの両方を付けたくて、障子を窓枠から外さないのであれば、つっかえ棒を入れるスペースがないかもしれません。
この場合は他の部屋のように、窓の上部にカーテンレールを新しく作ることになるでしょう。
ただし賃貸物件の場合は、カーテンレールを作るために壁に穴を開けることが禁止である可能性が高いです。この場合、つっかえ棒でしかカーテンレールを作る方法はありません。
窓の上部にカーテンレールを作る場合は、以下のような手順で作ります。
- レールが取り付けられる下地かどうかを確認
- ブラケットを取り付ける
- レールを取り付ける
とはいえ、カーテンレール新設工事を自分でやることは難しいです。
カーテンの購入と併せて、カーテン専門店やインテリア専門店、ホームセンターなどに依頼することが一般的でしょう。
和室によく似合うカーテンの種類
- ベージュ・モスグリーン・ブラウンのカーテン
- プリーツスクリーン
- 自然素材のブラインド
- すだれ
上記は、和室によく似合うカーテンの種類の例です。
和室にどんなカーテンが似合うのか悩んでいるなら、参考にしてみてください。
【1】ベージュ・モスグリーン・ブラウンのドレープカーテン
和室のカーテンには、畳や建具(ドア・ふすまなど)の色と似ているベージュ・モスグリーン・ブラウンのカーテンを選ぶことがオススメです。
これらの色のカーテンは、和室らしい落ち着いた雰囲気に馴染みやすいためです。
ベージュ・モスグリーン・ブラウンなどの色味は、「アースカラー」もしくは「ナチュラルカラー」などと呼ばれます。和室に限らず、あらゆるお部屋で合わせやすい色です。
アクセントカラーとして濃い色のカーテンを選んでみたいなら、畳のフチの色と合わせてみると、いい配色バランスになります。
【2】プリーツスクリーン
プリーツスクリーンとは、ジャバラ状の生地を折りたたむように上下に開閉するタイプのファブリック商品です。
プリーツスクリーンならではの程よい透け感と立体感が、光と影のコントラストを生み出し、和室に趣を与えてくれるでしょう。
和室のプリーツスクリーンとして定番人気なのは、障子の風合いを感じさせる、和紙調の生地です。
また”和モダン空間”には、和模様などがあしらわれた和布調のプリーツスクリーンがよく似合います。(和紙調よりも少し重厚感・上質感があります)
【3】自然素材のブラインド
オフィスでよく使われるブラインドには、自然素材のものがあります。
木製・竹製のカーテンは落ち着いた和室の雰囲気にも馴染みやすく、なおかつ洗練されたようなイメージをプラスすることができます。
ブラインドならではのスマートな見た目を活かすなら、障子を外してしまってブラインドだけにすることも1つの手です。
【4】すだれ
和室に“昔ながらの雰囲気”を与えることにオススメのファブリック商品が、すだれです。
見た目に優れるだけでなく、すだれには、「風通しがいい」「熱がこもりにくい」といった特長があります。
プラスチックでできた”すだれ調”のロールスクリーンよりも、本当の木材でできたすだれ(経木すだれなど)のほうが、高級感があります。
和室にカーテンを合わせた事例
以下は、障子と組み合わせたわけではないですが、実際に当社『メリーカーテン』が和室に取り付けたカーテンの事例です。
※当社『メリーカーテン』は大阪のオーダーカーテン専門店です。
【1】和室にプリーツスクリーンを取り付け
和室の掃き出し窓に、生地の上部も開けられるアップダウンスタイルのプリーツスクリーンを取り付けました。
生地は手すき和紙がイメージされたもので、和室の雰囲気によく似合います。
《この事例を詳しく見るならコチラ》
⇒ 『スミノエのフロントレースを基調にリビングのカーテンをコーディネート 宝塚市』
【2】和室に経木すだれを取り付け
和室の縁側の窓に、経木すだれを取り付けました。
「普通のドレープカーテンよりも、和の雰囲気を感じるものがいい」とのお客様のご要望で、提案したものです。
こちらのすだれに関しては、光触媒加工がされています。
光触媒加工とは、紫外線と化学反応を起こして大気中の有害物質を浄化し、悪臭の原因となる成分を分解・脱臭する機能のことを指します。
《この事例を詳しく見るならコチラ》
⇒ 『和室に合うロールスクリーンタイプの経木すだれ』
【3】和室に木製ブラインドを取り付け
和室の掃き出し窓に、シナノキという木材で作られたブラインドを取り付けました。
フェイクではない、本物の木でできたブラインドは頑丈で、経年劣化によるひび割れや反り、ねじれなどが起こりにくいです。
クローゼットの戸の色に合わせて、「オーク」という色を選びました。
《この事例を詳しく見るならコチラ》
⇒ 『和室の大きな窓に合うオーダー木製ブラインドを取り付け 滋賀県大津市』
まとめ
以上、障子とカーテンを両方付けることのメリットや取り付け方、和室にオススメのカーテンの種類などについてお伝えしました。
障子の見た目の良さとカーテンの機能性をもって、より過ごしやすい和室になることでしょう。
⇒ 大阪で和室にオーダーカーテンを取り付けるなら『メリーカーテン』にお任せください。
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