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カーテンに寿命はある?| 長持ちさせるために必要なこと
「気に入った柄のカーテンを取り付けた!でもこのカーテンっていつまで持つのかな?」と疑問に思われる方が多いようです。
カーテンの買い替えについて、引っ越しのタイミング以外で考えたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は”そろそろ買い替え時”、いわば”カーテンの寿命”のようなものが、一応は存在しているのです。
そこで今回の記事では、気になるカーテンの寿命について、お伝えしていきます。
一般的なカーテンの寿命は5~8年くらい
カーテンの寿命は、取り付ける窓の位置、素材、生地の厚み、お手入れの方法や頻度によって差が出やすいため、一概に○年とは言えません。
あくまで目安として、一般的なカーテン(既製品)の寿命は5年から8年だと言われています。
ポリエステルなどの化学繊維で作られたカーテンより、天然素材で作られたカーテンの方がお手入れが難しく、生地がデリケートなため、比較的寿命が短くなる傾向にあります。
また、室外側のレースカーテンの場合、汚れが定着しやすく、熱や紫外線の影響を受けやすいため、やはり比較的寿命が短いです。
一般的なカーテンスタイルである、「レースカーテン(室外側)×ドレープカーテン(室内側)」の場合、レースカーテンの方を先に買い換えることになるのではないかと思われます。
生地のグレードが高いオーダーカーテンの寿命は10年以上
既製品のカーテンよりも生地のグレードが高く、縫製もより入念に行われるオーダーカーテンの場合、さらに寿命は伸び10~15年になると言われています。
オーダーカーテンにこだわる方が多いことには、既製カーテンよりも長持ちさせやすいという理由があるのです。
カーテンの寿命が過ぎるとカーテンはどうなるの?
もちろん、5年や10年が過ぎたからと言って、突然カーテンがボロボロになる訳ではありません。
だったらなぜ、カーテンの寿命を気にした方がいいのでしょうか?
その理由には、以下の3点が挙げられます。
- 雑菌が繁殖してしまうから
- カーテンが変色してしまうから
- 生地がへたり型崩れしやすくなるから
1.雑菌が繁殖してしまう
長く使い過ぎているカーテンには、どうしてもカビやホコリなどが付着・定着しやすくなります。
カビやホコリのついたカーテンでは、雑菌が繁殖してしまい、お部屋のニオイやアレルギーなどの原因になります。
2.カーテンが変色してしまう
特に色の薄いカーテン、天然素材のカーテン、レースカーテンでは、カーテンの日焼けや色あせなどの変色が起こりやすいです。
洗濯しても元通りにはならないので、カーテンの日焼けや色あせが気になり始めたら、新しいカーテンへの買い替え時だと思った方が良いでしょう。
3.生地がへたり型崩れしやすくなる
長年使っているカーテンは、どうしても生地がへたったり、毛羽立ったり、ドレープラインの型崩れなどが起こってしまいます。
ちなみに、形状記憶加工がされているカーテンの場合は、型崩れが起きにくいです。
<関連コラム>
⇒ カーテンの形状記憶加工について | ドレープカーテンのしわ防止
カーテンの寿命を長くするためには適切なお手入れが大事
カーテンの寿命を長くするためには、適切なお手入れが大事です。
ただ頻繁に水洗いすればいいというものではなく、カーテンによって洗濯していい頻度は違いますし、そもそも水洗いしてはいけないカーテンもあります。
間違ったカーテンのお手入れは、カーテンの型崩れや縮みなどの原因になります。
お使いのカーテンの品質表示タグや説明書をしっかり確認して、正しくお手入れをしましょう!
<関連コラム>
⇒ カーテンの洗濯方法と干し方|お気に入りのオーダーカーテンをキレイに長持ちさせよう
長持ちするカーテンが欲しいならオーダーがオススメ
以上、カーテンの寿命についてお伝えしました。
正しくお手入れをすることで、カーテンは長持ちしますが、ずっと使えるものではありません。
生地のへたりや変色が目に見えて分かり始めたら、カーテンの買い替え時でしょう。
「せっかくカーテンを付け替えるなら、長持ちするものを選びたい!」という方は、既製品よりも少し予算は高くなりますが、オーダーカーテンを選ぶことをオススメします!
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