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レーヨン(再生繊維)素材のカーテンの特徴とメリット
- ポリエステル
- アクリル
- レーヨン(再生繊維)
- 綿(コットン)
カーテンに使用される素材(繊維)は、上記4種類がメジャーです。
それぞれの素材には、その素材ならではのメリット・デメリットがあるため、素材の特徴を知っておくことは長く使うオーダーカーテン選びにおいて、意外と外せないポイントです。
今回の記事では、レーヨン(再生繊維)素材のカーテンの特徴やメリット、お手入れの注意点などを取り上げました。
レーヨン素材(再生繊維)とは?
レーヨン素材(再生繊維)は、ポリエステルやアクリルと同じように、化学繊維の1種です。木材パルプのセルロース部分をアルカリで処理し、特殊な薬剤で溶かしたものがレーヨンになります。
レーヨン素材は、他の種類の繊維との馴染みが良いため「レーヨン40%」というように、組み合わせて使われることが多いです。
また、レーヨン素材は他の化学繊維と比較すると、価格は高い傾向があります。
レーヨン素材のメリットは発色が良くドレープが美しく出ること
レーヨン素材ならではのメリットにまず1つ、発色性の高さが挙げられます。
独特の光沢も持っているので、レーヨン素材で出来たカーテンは高級感があります。
またもう1つのメリットは、先述したレーヨン素材ならではの独特の光沢により生まれる陰影と、繊維そのものの伸縮性の高さから、ドレープがゆったりと美しく作られることです。
「発色がよく、エレガントな雰囲気のオーダーカーテンを作りたい」という方には、適した素材と言えます。
レーヨン素材のデメリットは伸びてシワになりやすいこと
レーヨン素材ならではの魅力的なメリットがある一方で、デメリットもあります。その1つは、先述した伸縮性の高さが影響して、カーテンが伸びやすいことです。
また、伸びて型崩れを起こしたレーヨン素材のカーテンはシワになりやすいこともネックです。
摩擦や水気にも弱いため、“カーテン生地としての耐久性はそこまで高くない”と考えておいた方がいいでしょう。
レーヨン素材のカーテンのお手入れはドライクリーニング
デメリットの項で先述したように、レーヨン素材のカーテンは水に弱いという特性があります。
そのため、ポリエステル製のウォッシャブルカーテンのように家の洗濯機で丸洗いすることは出来ないですし、通常のクリーニングでも対応できません。
「レーヨン素材のカーテンをキレイにしたい」という時は、ドライクリーニングを活用するようにしましょう。
家で洗濯することが出来ない分、なるべくカーテンを汚さないように、汚れの原因の1つであるホコリを部屋に溜めない工夫が必要ですね。
まとめ
以上、レーヨン素材のカーテンのメリットやデメリット、お手入れ方法について取り上げました。
「型崩れしないオーダーカーテンが欲しい」あるいは「家で洗濯できるオーダーカーテンが欲しい」という方には、さほど向かない素材ではありますが、「鮮やかな発色でドレープがゆったりと美しく見えるオーダーカーテンが欲しい」という方は、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
⇒ 綿素材のカーテンに関する情報も知ってみたい方はコチラ
※「コットン100%(綿)のカーテンのいいトコロとお手入れの注意点」へリンクしています。
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