|
カーテンによる節電効果 | 3種類のオススメカーテンを紹介
日本は、四季がある国です。厳しい暑さに耐える季節もあれば、凍えるような寒さに耐える季節もあるため、今や日本で暮らす人の生活には、エアコンなどの空調機器は欠かせないものになっています。
特に夏は蒸し暑く、冷房を付けずにいて健康を害してしまった人のニュースが毎年のように聞かれます。
風の通りにくい都市部においては、「エアコンは付けて当たり前」の時代になったのかもしれません。
そんな中、気になるのは電気代のことです。
太陽光パネルを設置するなどして自家発電されている家庭もあるかと思いますが、そうでないお家では「今月も電気代が高かったなぁ…」と感じることが1度や2度はあるのではないでしょうか。
毎月の電気代を安くするための工夫は色々ありますが、実は窓辺に取り付けるカーテンも、うまく選べば節電に繋がることをご存知ですか?
今回は、カーテンで得られる節電効果の内容と、節電という観点からオススメのカーテン(スクリーン)を紹介します。
節電できるカーテンは、空調の効率がよくなるカーテン
節電効果が期待できるカーテンの種類は、ずばり空調の効率がよくなるカーテンです。
エアコンなどの空調をつけてもなかなか部屋が涼しくならなかったり、逆に暖まらなかったりする原因の1つは、“部屋全体が涼しくなりにくい(暖かくなりにくい)”状態であるからです。
空調の効きが悪ければ、早い時間からスイッチを入れたり、必要以上に設定温度を下げたり上げたりしなくてはいけません。
しかし機能的なカーテンを選んで、こうした空調の無駄な稼働をなくすことができれば、節電やエコに繋げることが可能です。
節電するならオススメしたい3種類のカーテンとスクリーン
- 遮熱カーテン
- 裏地付きのカーテン
- ハニカムスクリーン
上記のリストは、節電効果が期待できるカーテンやスクリーンを3種類ピックアップしたものです。
以下で、それぞれのカーテン(スクリーン)の節電のポイントを紹介しましょう。
【1】遮熱カーテン
特に夏の節電に効果が期待できるのは、遮熱機能が付いたカーテンです。
遮熱機能付きカーテンを窓辺にかけると、厳しい日差しが室内に入ってきにくくなるため、室内の温度上昇を抑えることができます。
必ずしも1年中遮熱カーテンを使わなくても、”夏だけレースカーテンを遮熱機能付きのものに交換する”というような作戦もありです。
⇒ 遮熱カーテンの効果についてもっと詳しく知りたい方はコチラ
※「遮熱カーテンの効果 | 夏を少しでも涼しく過ごすなら」のコラムにリンクしています。
【2】裏地付きのカーテン
カーテンを”2枚仕立て”で縫製してある裏地付きのカーテンは、生地に厚みがあること、そして生地と生地の間にわずかな空気層があることから、断熱性能が高いとされます。
裏地付きカーテンは、空調の効率を悪くする夏場の熱気の侵入・冬場の冷気の侵入を抑えるため、空調を適正温度で保ちやすく、電気代を節約しやすいのです。
⇒ 裏地付きカーテンのメリットをもっと詳しく見る方はコチラ
※「裏地付きカーテンの3つのメリット | デザイン面と機能面」のコラムにリンクしています。
【3】ハニカムスクリーン
レースカーテンや裏地付きのカーテンよりも、さらに様々な機能性が追及してあるのが、ハニカムスクリーンです。
ハニカムスクリーンは、裏地付きカーテンよりもさらにしっかりした空気層を持つため、より室内の冷暖房効率を高めることができます。
ちなみに、ハニカムスクリーンによる空気層は、断熱・遮熱性だけでなく、防音性にも優れます。
⇒ ハニカムスクリーンの効果や事例を詳しく見る方はコチラ
※「ハニカムスクリーンの3つの効果 | 冷暖房効率のアップなど」のコラムにリンクしています。
節電など様々な効果を期待するならカーテンの機能性にこだわろう
以上、室内でも厳しい日本の暑さ・寒さに備えて覚えておきたい、節電効果があるカーテンの種類についてお伝えしました。
「節電効果を第一に!」と思って、オーダーカーテンを選ばれる方はおそらくいないと思いますが、節電効果を持つカーテンは、他の嬉しいメリットも併せて備えていることが多いです。
例えば、遮光カーテンであれば紫外線カット、裏地付きのカーテンであれば光漏れの軽減など、少なからず生活の快適さに影響を与えてくれます。
「電気代をもう少しだけでも抑えたいな…」とお悩みの方で、なおかつ「カーテンもそろそろ買い換え時かな…」と考えている方は、ぜひ節電効果を併せて期待できるカーテンを検討してみてくださいね。
|