窓辺をスマートに彩る、ブラインド。

布地のカーテン(ドレープカーテンなど)と違い、ブラインドはハネが折れたり機械部分が壊れたりして、お手入れの仕方によっては長持ちさせることが難しいため、「いかにも安っぽいメーカーのブラインドは避けたいな……」という人が多いのではないでしょうか？

 

1. ニチベイ
2. タチカワブラインド
3. TOSO

今回は、オーダーブラインドを作る際にもよく選ばれる、人気ブラインドメーカーを3つピックアップしました。

ベーシックな機械部分においては、この3メーカーに大きな差はないので、それぞれのメーカーがアピールしているポイントや主力商品の特徴を、簡単にまとめていきます。

 

また、実際の取り付け事例もいくつかご紹介しますので、「新しい部屋にオシャレでいいブラインドを取り付けたいけど、どんなメーカーのどんな商品を選べばいいのか分からない！」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

※この記事で紹介しているブラインドは、現在廃番になっている可能性があります。廃番になっている商品について、「似たようなものをご紹介することも可能」なので、お気軽にご相談下さい。

【1】ブラインドメーカー「ニチベイ」の特徴

※「ポポラ2」公式ページより引用

 

まず最初にご紹介するのは、当社でもたくさん取り扱ってきた「ニチベイ」というメーカーです。

ニチベイはブラインドやスクリーンの種類が豊富で、2019年8月現在の主力商品に「ポポラ2」があり、その中にブラインドもラインアップされています。

ニチベイのオススメブラインド「ポポラ2」

※「ポポラ2」公式ページより引用

 

ポポラ2のバンブーブラインドは、和室にも合わせやすい味のあるカラー・デザインが特長です。

ウッドブラインドの硬い質感が苦手な人は、よりナチュラルなイメージが強い、ニチベイのバンブーブラインドにビビッとくるかもしれません。

 

※「ポポラ2」公式ページより引用

 

ポポラ2のアルミブラインドは、オフィスや病院などにも適切な、清潔感のあるシンプルカラーが魅力。

耐水性に優れているため、キッチンやお風呂など水回りの窓に、さわやかなイメージのブラインドをコーディネートしたいという人には向いているかもしれません。

 

⇒　「ニチベイ」メーカー公式サイト
※上記サイトへの「新しいタブ」が開きます。

「ニチベイ」のオーダーブラインド取り付け事例

以下では、当社『メリーカーテン』が、「ニチベイ」のオーダーブラインドを作って、お客様のお部屋にコーディネートした事例をご紹介します。

－－ログハウスの雰囲気にピッタリなバンブーブラインド

選んだニチベイの商品：PK234
ニチベイの上記商品を選んだ理由：安くログハウスの雰囲気に合わせたかったから
コーディネート費用：9万4000円　(工事費・配送費別途)

 

「木製ブラインドよりもコストは抑えたいけど、ログハウスの雰囲気を損ねない素材のブラインドではあってほしい」というお客様の望みを叶えたのは、ニチベイのバンブーブラインド(PK234)です。

 

その名の通り、バンブーブラインドは竹でできていますが、木材の色味に近いナチュラルカラーを選べば、他のウッド調インテリアから、ブラインドだけ浮くことはありません。

ログハウス全体に、うまくバンブーブラインドを調和させることができました。

 

また、バンブーブラインドは調湿性に優れているという、ブラインドのなかでも珍しい特徴を持っています。

“湿度を調整してくれる”からこそ、雨が多くジメジメした季節や、逆に寒くて空気が乾燥して仕方がない季節でも、できるだけ快適に過ごすことができます。

 

⇒　ログハウスの窓にバンブーブラインドを取り付けた事例を詳しく見る
※「断熱や調湿に優れたバンブーブラインドのオーダー」の事例にリンクしています。

【2】ブラインドメーカー「タチカワブラインド」の特徴

※「タチカワブラインド」製品ページから引用

 

続いて紹介する「タチカワブラインド」は、遮蔽性や意匠性など細かなニーズに合わせて、たくさんの種類のブラインドが展開されていることが強み。

今人気の、縦型ブラインド(バーチカルブラインド)のバリエーションも豊富です。

タチカワブラインドのオススメブラインド「パーフェクトシルキー」

※「タチカワブラインド」製品ページから引用

 

タチカワブラインドの人気商品に、「パーフェクトシルキー」があります。

このパーフェクトシルキーシリーズは、ハネ(スラット)がしなやかで、お手入れの時にうっかり折ってしまうリスクが低いことがメリットです。

 

また、ハネにコードを通すための穴が開いておらず、できるだけ光漏れを防ぐことができるという特長もあります。

特に、しっかり暗くしたい寝室や書斎など趣味のお部屋に、パーフェクトシルキーをコーディネートすることがオススメです。

 

⇒　「タチカワブラインド」メーカー公式サイト
※上記サイトへの「新しいタブ」が開きます。

「タチカワブラインド」のオーダーブラインド取り付け事例

以下では当社『メリーカーテン』が、「タチカワブラインド」の商品でオーダーブラインドを作り、お客様のお部屋にコーディネートした事例をご紹介します。

－－ブラインドをフロントレースカーテンと合わせて華やかな印象に

選んだタチカワブラインドの商品：フォレティアエグゼタッチ50　FT-3221
タチカワブラインドの上記商品を選んだ理由：木製で高遮蔽のブラインドが良かったから
コーディネート費用：17万3600円　(工事費・配送費別途)

 

ブラインドは、窓辺をスッキリ・シンプルにできることが1番のメリットですが、その反面、ドレープカーテンで作られるような、優雅さや華やかさは出しにくいというデメリットがあります。

 

お客様は「ブラインドの質にはもちろんこだわりたいけど、見た目にも”華”を持たせられれば……」という希望を持たれていましたので、抽象的な花柄がひかえめに織り込まれたレースカーテンを、ブラインドにかぶせるように取り付けました。

 

このように室内側に取り付けるレースカーテンのことを、「フロントレース」と言います。

⇒　フロントレースについて詳しく知りたい人はコチラ
※「フロントレースカーテンの魅力」のコラムにリンクしています。

 

本来はシンプルな見た目になることが多い、機能性重視のブラインドでも、フロントレースカーテンを合わせれば、一気に華やかな印象を持たせることができるのです。

 

⇒　タチカワブラインド×フロントレースカーテンの取り付け事例を詳しく見る
※「木製ブラインドとフロントレースカーテンのコーディネート」の事例にリンクしています。

【3】ブラインドメーカー「TOSO」の特徴

※「TOSO」公式サイトより引用

最後にピックアップするブラインドのメーカーは、「TOSO(トーソー)」です。

TOSOもやはりたくさんの種類のブラインド・スクリーンを展開していますが、特に良いのはウッドブラインドのデザイン性の高さではないでしょうか。

 

⇒　「TOSO」メーカー公式サイト
※上記サイトへの「新しいタブ」が開きます。

TOSOのオススメブラインド「ベネウッド」

※「TOSO」公式サイトより引用

 

TOSOが展開しているウッドブラインドのシリーズ、「ベネウッド」は、とにかく素材・カラー・デザインが豊富で、様々なお部屋にマッチします。

和室を上品に魅せる桐のブラインドや、上の画像にある、波打つような形状が個性的なウェーブのブラインド等々。

 

「ブラインドそのもののオシャレさにこだわりたい！」という人は、ベネウッドのラインアップを色々を見てみることをオススメします。

「TOSO」のオーダーブラインド取り付け事例

以下では当社『メリーカーテン』が、「TOSO」の商品でオーダーブラインドを作り、お客様のお部屋にコーディネートした事例をご紹介します。

－－ベースカラー「モカ」にアクセントで「ブルー」を加えた、ひと味違うヴィンテージ

選んだTOSOの商品：ベネウッドアイデア50ドラム(TM-1606,TM1603)
TOSOの上記商品を選んだ理由：ナチュラルな木の質感を感じるブラインドが良かったから
コーディネート費用：11万9000円　(他の小窓2つの費用込、工事費・配送費は別途)

 

上記写真に写っている大きな窓は、クラシカルなインテリアに囲まれ、ナチュラルオークのフローリングが敷かれたリビングにあります。

何でもお客様は、“ヴィンテージ調”のインテリアがとても好きだというお話でした。

 

そこでブラインドも、一般的には”ツルッとした質感”が多い、アルミブラインドや普通のウッドブラインドではなく、ヴィンテージ風のデザインが全面に出ているTOSO「ベネウッドアイデア」を提案させていただいたのです。

 

「1色使いでは味気ない」ということで、ブラインドの下のほうには、ブルーのアクセントカラーを入れています。

落ちついたベースカラー(モカ）に差し込まれた、ブルーのアクセントは鮮やかで、新築のお家にふさわしい、洗練された印象を与えてくれました。

 

⇒　モカ×ブルーの組み合わせがオシャレなブラインドの取り付け事例を詳しく見る
※「TOSOのヴィンテージ調ウッドブラインドはナチュラル内装に相性ピッタリ」の事例にリンクしています。

複数のメーカーを見てお気に入りのブラインドを選ぼう

以上、人気ブラインドメーカー「ニチベイ」と「タチカワブラインド」、そして「TOSO」についてご紹介しました。

記事の冒頭でも述べたように、メーカーによって、ブラインドの基本的な性能に大差はありません。やはり大事なのは、“デザイン”です。

 

お部屋にピッタリのブラインドを取り付けるなら、まずは「どんな雰囲気のブラインドがいいのか？」をある程度自分の中で決めて、複数のメーカーからカタログを取り寄せたり、ショールームでサンプルを直接見ることをオススメします。

 

また、コーディネーターに相談すれば、どんな部屋に取り付けるのかを踏まえて、オススメのメーカー・商品をいくつか提案してくれることでしょう。

 

 

ニチベイやタチカワブラインド、TOSOなどの人気ブラインドメーカーでオーダーブラインドを作るなら大阪のメリーカーテンにお任せください。