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カーテンで高い防犯効果?防犯対策をする際に気を付けておくこと
都市部の一人暮らしで、もっとも気にしたい項目である「防犯」。
家を留守にしているときに空き巣に入られるのは絶対に避けなければいけません。
防犯対策をする上で、もっとも気を付けなければいけない場所は「窓」です。空き巣は主に窓から部屋の様々な情報を確認しています。
それでは空き巣に部屋の中が確認されないようにするには、どのようなカーテンを選べばよいのでしょうか。
この記事では、防犯効果の高いカーテンを考察していきたいと思います。
防犯目的のカーテン選びの必須条件は?
「防犯」という目的を重視した場合、カーテンはどういった条件に気をつけて選べばよいのでしょうか?
防犯対策の重要なポイントは「部屋に何があるのかが全く見えない」ということが最も大切になります。
低層階は高層階よりも空き巣に狙われやすいため、特に防犯に気を付ける必要がありますが、高層階でも気を抜かずに部屋の中の情報が見えないカーテンの準備をしましょう。
部屋の中が見えないカーテンは、どのような種類のカーテンがあてはまるのでしょうか。
調査すると、以下のようなカーテンが候補にあがりました。
◆遮光カーテン
遮光カーテンとは、光を遮る加工をしてあるカーテンのことです。光の遮る度合いに応じて1級、2級、3級という種類の遮光カーテンがあり、1級が一番よく光を遮ります。
◆厚手のドレープカーテン
一般的に家庭で使われているカーテンは「ドレープカーテン」といわれる形のもので、このドレープカーテンの中でも、厚手の生地のドレープカーテンであれば、部屋の内部が透けずに外部からの視線を遮断することができます。
◆遮像レースカーテン
遮像レースカーテンとは、昼夜を問わず、室内の照明をつけても外から見えにくいレースカーテンの総称です。
◆ミラーレースカーテン
ミラーレースカーテンとは、「ブライト糸」という素材ををカーテンの裏面に使用することで、カーテンの室外側にミラーのような光沢を持たせ、太陽光を反射させることによって室内を見えにくくしたカーテンです。
それでは、上記のようなカーテンであればどれを選んでもしっかりとした防犯効果は得られるのでしょうか?次の項から各種類のカーテンについて見ていきましょう。
ただ、留守時に部屋が見えなければそれでいいのか?
確かに、遮光カーテンや厚手のドレープカーテンを使えば、部屋の中の様子は完全に見えず、「防犯」という目的は達成するように思えます。しかし、外出中の時だけそのカーテンをひいてしまうのは、大きなリスクがあります。
例えば、自分が在宅している際は部屋の明るさを確保するため、採光ができて部屋の中の様子がわかりやすい「レースカーテン」をひいて過ごし、外出時だけ中が見えないカーテンをひいたりしていませんか?
たとえ防犯性の高いカーテンを設置していても、外出時だけ部屋の中が見えないカーテンをひいてしまうと、「中が見えないカーテンをしているときは留守である」と外部にアピールしているようなもので、逆に防犯性がなくなってしまいます。
カーテンの開け閉めによって、日中何時に外出しがちなのか、またそれが定期的な外出なのか、という情報が外から明らかになってしまい、空き巣被害のリスクを逆に高めてしまいます。
採光と両立できる「レースカーテン」を上手く活用しよう
それでは遮光性のある厚手のカーテンを一日中ひいていれば、防犯になるのでしょうか?
答えは「イエス」ですが、窓から日の当たる部屋で、一日中厚手のカーテンをひいていると、家の中に日光が入らず、ずっと真っ暗な部屋になってしまいます。
日光を浴びない生活は、体内リズムをつくる上でも非常に不健康になってしまいます。
ここまでの内容で、防犯対策に向いているカーテンは次の3つを条件を満たしたカーテンがよいといえるでしょう。
- 屋外から家の中が見えにくい
- ひいたり開けたりすることで外出しているかどうかわからない
- 部屋を明るく保つことができる
この3つの条件を満たすカーテンを選んでいくと、答えは「レースカーテン」ということになります。レースカーテンには主な3つの種類があります。次の項から見ていきましょう。
1.ミラーレースカーテン
まずはミラーレースカーテンの特徴について見ていきましょう。
◆ミラーレースカーテンとは?
ミラーレースカーテンとは、「ブライト糸」という素材ををカーテンの裏面に使用することで、カーテンの室外側にミラーのような光沢を持たせ、太陽光を反射させることによって室内を見えにくくしたカーテンです。
◆ミラーレースカーテンの特徴
ミラーレースカーテンの素材は商品によって様々で、安価なものはポリエステル性のものが多くなっていますが、中には綿素材のミラーレースカーテンなども販売されています。
ミラーレースカーテンの特徴は光を反射させたり屈折させる特殊な糸を織り上げることによって、表面に鏡のような効果を持たせ、ものを見るための光をカーテンで鏡のように跳ね返して部屋の内部が透けないようにしてくれます。
ミラーレースカーテンのメリットは防犯効果だけでなく、太陽の光を反射して部屋に入ることを防ぐため、UVカット効果や遮熱効果も一緒に得ることができます。
◆ミラーレースカーテンの遮像性の高さ
ミラー効果は外からの光がカーテンに当たることによって効果が出るので、外が暗く部屋が明るい夜になると、多くのミラーレースカーテンは部屋の内部が透けてしまいます。
この弱点を補うため、ミラーレースカーテンの織りを密にすることで遮像性を高めた、夜も見えにくいミラーレースカーテンもなども販売されています。しかし、織りを密にすると透け感は失われるため、昼でも透けないレースになってしまい、レースカーテンのよさが損なわれてしまいます。
ミラーレースカーテンの多くはUVカット率は50~75%程度と言われています。この数値により太陽光をよく遮っていることがわかります。
◆夜は厚いカーテンをひくべきか
ミラーレースカーテンは夜になると部屋内部が透けてしまうため、夜はドレープカーテンをひくほうがよいでしょう。
◆ミラーレースカーテンのコスト
最近ではミラーレースカーテンは一般家庭でも有名になってきているため、様々な販売店からミラーレースカーテンが発売されるようになりました。
楽天市場などで安価なものであれば2,000円〜から購入することもできます。
2.普通のレースカーテン
それでは次に普通のレースカーテンの特徴を見ていきましょう。
◆普通のレースカーテンとは?
レースカーテンとは、一般的な厚手で透けない素材で作られたカーテンに比べて薄手の生地で作られたカーテンの総称です。
◆普通のレースカーテンの特徴
普通のレースカーテンの素材は商品によって様々で、安価なものはポリエステル性のものが多くなっていますが、天然素材のレースカーテンも数多く販売されています。
普通のレースカーテンのメリットは入手のしやすさです。普通のレースカーテンは安価で多彩なデザインのものがたくさん販売されており、繊細なレース模様のカーテンが、光を受けて風に揺れる様子は美しく、部屋全体の雰囲気をよりよくします。
◆普通のレースカーテンの遮像性の高さ
普通のレースカーテンは「プライバシー保護」が第一の目的ではなく、「見た目」や「インテリア」を重視して作られたものであるため、見えにくさや断熱性といった機能はミラーレースカーテンや遮像ミラーカーテンより劣ります。
昼間など外が明るい時間帯であれば、普通のレースカーテンでもある程度の室内の様子を遮像する効果はあり、夜間のように外部より部屋の方が明るい環境になると、部屋の内部はかなり透けてしまいます。
◆夜は厚いカーテンをひくべきか
普通のレースカーテンにはミラー効果はありませんので、夜間で外が暗く、室内が明るい場合は普通のレースカーテンだけでは遮像性は低く、部屋の内部が透けて見えてしまいます。
夜間は厚手のドレープカーテンをひいて防犯対策をしっかり行いましょう。
◆普通のレースカーテンのコスト
普通のレースカーテンは販売している業者も多いため、価格競争が激しく、比較的安価にいろんな種類が販売されています。
楽天市場などで安価なものであれば1,500円〜から購入することもできます。
3.遮像レースカーテン
最後に遮像レースカーテンの特徴を見ていきましょう。
◆遮像レースカーテンとは?
遮像レースカーテンとは、昼夜を問わず、室内の照明をつけても外から見えにくいレースカーテンの総称です。
◆遮像レースカーテンの特徴
遮像レースカーテンの素材はミラーレースカーテンなどと同じように商品によって様々で、安価なものはポリエステル性のものが多くなっていますが、遮像レースカーテンも綿素材の商品なども販売されています。
遮像レースカーテンは目隠しのために使われることが多いカーテンですが、最近ではUVカットや防炎加工をプラスした遮像レースカーテンも多く見られます。
遮像カーテンの一番のメリットは、室外から室内が見えにくいことです。
デメリットとしては、室外から見えにくい分、室内からも見えにくい時があります。
◆遮像レースカーテンの遮像性の高さ
夜に電気を点けた室内は外より明るくなり、室内の様子が透けやすくなります。しかし遮像レースカーテンは外の暗いところから室内の明るいところを見ても透けにくいように作られています。
遮像レースカーテンのUVカット率は70~80%程度が多いですが、中には90%を超える商品もあり、光の遮断率が大変高いことがわかります。
光の遮断率が高いということはそれと同じくらい遮像性も高い効果が見られるということです。
◆夜は厚いカーテンをひくべきか
遮像レースカーテンは確かにレースカーテンやミラーレースカーテンよりも遮像率が高いですが、あくまでレースカーテンであるため完全な遮像はできません。
心配であれば夜間は分厚いドレープカーテンを併用するなどして防犯対策を行いましょう。
◆遮像レースカーテンのコスト
遮像レースカーテンは普通のレースカーテンより加工がしてある分、販売価格が少し割高になってしまいます。
楽天市場などで安価なものであれば2,500円〜から購入することもできます。
まとめ:防犯効果の高いカーテンは「遮像レースカーテン」で決まり
以上の調査で「厚手のカーテンを日中使わず、部屋に明るさを取り込みながら、部屋内の様子が確認できない」カーテンは、「遮像レースカーテン」がおすすめです。
カーテンはお部屋のインテリアとして重要な役割を担っています。毎日過ごすお部屋で好きなインテリアに囲まれて生活することは、充実した日々を送るためには大事なことですよね。そう考えると機能性はもちろん大事ですが、色やデザインにもしっかり拘りたい方も多いと思います。
メリーカーテンでは、防犯効果の高いカーテンを種類豊富に取り揃えております。どれだけ中が見えないか、明るさは保てるか、という視点でのカーテン素材についてはもちろん、インテリアにあったカーテンを、カーテンのプロが御提案させていただきます。カーテンのことはぜひメリーカーテンにお気軽に御相談ください!
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