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カーテンの高級感ある素材4選!カーテンを「素材からこだわりたい」人へ
部屋の印象を決め、長く使うカーテンだからこそ、「素材にこだわりたい!」という人は多いはず。
今回の記事では、オーダーカーテン専門店『メリーカーテン』が、カーテンの素材にこだわりたい人にオススメする素材を4つご紹介します。
また、良い素材をくまなく活かす「オーダーカーテン」のご紹介もしますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
カーテンの素材に「こだわりたい」人にオススメの素材4選
- リネン
- シルク(絹)
- 新合繊
- レーヨン
上記は、「カーテンの素材にこだわりたい!」という人に、特にオススメする素材です。
高級感があって人気のシャンタン生地やベルベット生地も、こうした素材から生まれます。
【1】リネン
「リネン」は、亜麻(あま)という植物から作られる天然繊維です。
柔らかくて肌触りがいいだけでなく、水濡れに強く丈夫で長持ちするという特性を持ちます。
デザインはシンプルなものが多く、流行に左右されないところも嬉しいです。
そんなリネンで作られたカーテンは、ナチュラルインテリアやモダンインテリアとの相性が良いです。
また、リネンに、後述する「レーヨン」を組み合わせたカーテンも存在します。
リネン×レーヨン生地のカーテンは、自然素材ならではのシャリ感と、かすかな光沢感が魅力で、「ナチュラルかつ高級感のあるカーテンが欲しい」という人に向いています。
【2】シルク(絹)
高級な自然素材として、特に有名なのは「シルク」。日本語では「絹」と呼ばれます。
シルクは、蚕(かいこ)の繭から作られた、タンパク質の天然繊維です。
シルクはヒトの皮膚のタンパク質構造に近く、皮膚に刺激を与えにくいことから、下着やストール、ベッドカバーなどにもよく用いられます。
光を受ける角度によって微妙に色合いが変化して見え、艶やかで上質な光沢感は、シルクカーテンにしか出せないものです。手触りは、肌に吸い付くようにしっとりとしています。
「洗濯が大変そう……」というイメージを持たれていて、実際に自分で洗うことが難しい素材ではあるのですが、そもそもホコリが付着しにくい(=ホコリによる汚れが少ない)素材なので、それほど気にはならないでしょう。
寝室や書斎など、落ち着いた雰囲気が欲しい部屋に、シルクカーテンはピッタリです。
シャンタン生地は、縦を絹糸・横を絹の玉糸で織った、先練りの平織物です。
独特の横筋が見られ、軽快ながらもハリ感・光沢感に優れます。
シャンタンのカーテンは洋室はもちろん、和室にも合わせやすいことが魅力です。
【3】新合繊(しんごうせん)
「新合繊(しんごうせん)」とは、1980年代の後半から開発・市場化された合成繊維の総称です。既存の化学繊維とも、天然繊維とも違う新しい質感を表現できるとして、注目されました。
新合繊の種類としては、絹以上の光沢感がある「ニューシルキー」、パウダータッチで薄起毛な「ピーチスキン」などがあります。
はじめは婦人服で普及した新合繊ですが、今は各メーカーが新合繊で作られたカーテンを展開しています。
例えば新合繊のサテンカーテンは、サテン特有の質感に加えて、撫で毛のベルベットのような質感を持つことが特徴的。
また、
- 通気性に優れる
- 型崩れしにくい
- シワになりにくい
といった、機能面でのメリットを多く持つ新合繊カーテンもあります。
【4】レーヨン
「レーヨン」は、木材パルプなどの主原料をセルロース薬品で溶かし、再生した化学繊維のことです。
シルクの代用品として開発されたこともあり、光沢のあるサラリとした風合いや、ゆったりとしたドレープの美しさが魅力です。また、発色も良いです。
「鮮やかでエレガントな雰囲気のカーテンが欲しい!」という人には、レーヨンは適した素材だと言えます。
高級カーテンの1つであるベルベットカーテンは、天然素材のシルクで作られるほかに、このレーヨンでも作られることがあります。
デザインによりますが、レーヨン素材のベルベットカーテンのほうがリーズナブルです。
素材を活かして上質なカーテンを仕立てるなら「オーダー」がオススメ
ここまでに挙げた素材のカーテンを選べば、インテリアをランクアップさせてくれることは間違いありません。
ただ、素材にこだわるだけでなく、仕立て方にもこだわれば、さらに優れたカーテンになります!
オススメなのは、「生地を選んでフルオーダーで仕立てる方法」です。一般的に「オーダーカーテン」と呼ばれるものが、これになります。
オーダーカーテンのメリットには、
- 窓の大きさにあわせて、ぴったりのサイズにできる
- 縫製が丁重で丈夫(=長持ちする)
- ヒダ(ドレープ)の深さを調整できる ※1
などがあります。
既製品のカーテンよりは費用がかかってしまいますが、素材の良さを最大限活かせることは、オーダーカーテンにしかない強みです。
※1 カーテンのドレープは、深くすると高級感が出ます。
《関連コラム》
⇒ フルオーダーカーテンのメリットとデメリット
まとめ
以上、カーテンの素材にこだわりたい人に向けて、オススメの素材をお伝えしました。
そしていい素材を選んだら、いい仕立て方をすることが、カーテンづくりの至上です。
ちなみに、化学素材のカーテンは比較的丈夫ですが、自然素材のカーテンはデリケートなものが多いです。
生地にハンディモップをかけるなど、日頃から簡単なお手入れをすることが、カーテンを綺麗に長持ちさせるためのポイントですよ。
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