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防汚カーテンの効果と取り付けに向いた部屋
機能性カーテンには、遮熱、断熱、防音、吸音など、様々な種類があります。
お部屋の種類(寝室かリビングかなど)や、そのお部屋を使う人のライフスタイルによって、選び分けるといいでしょう。
さて、様々な種類の機能性カーテンの中の1つ、「防汚(ぼうお)カーテン」というのをご存じですか?
今回は防汚カーテンという名前は聞いたことがあるけど、どんな機能のカーテンなのか知らないという方に向け、防汚カーテンの効果や、どんなお部屋に取り付けるべきなのかをお伝えします。
防汚カーテンの効果
防汚カーテンは、汚れが目立ちやすいレースカーテンによく採用されている機能です。
カーテンに付く汚れとして想定されるのは、食べ物や飲み物の汁、絵の具やマーカー類、ホコリが結晶化した黒ずみなどです。
よく誤解されるのですが、防汚カーテンはこれらの汚れが一切付着しないカーテンではなく、頑固なシミになりにくく、洗濯である程度の薄さまで落ちやすいカーテンのことを指します。
“防炎カーテンが燃えないカーテンではない”ということと、少し似ていますね。
⇒ “防炎カーテンは燃えない”というのは間違い!正しい効果を解説
要は、防汚効果が無いカーテンよりも、防汚効果があるカーテンの方が、キレイな状態を長く保ちやすいということです。
防汚加工の種類について
防汚加工の種類は、カーテンの種類によって様々です。
カーテンに限らず、布地に行う防汚加工の種類には、以下のようなものがあります。
- テフロン加工 ※汚れが付きにくい
- ソイルガードリリース加工 ※汚れが落ちやすい
- ソイルハイド加工 ※汚れが目立ちにくい
- ナノ加工 ※汚れが付きにくく、洗濯による効果の薄れが少ない
機能的には”防汚”という同じカテゴライズではありますが、加工の種類によって、汚れにどう対処できるのが微妙に違うことが多いです。
お目当ての防汚カーテンがあれば、どんな加工が施されているのか確認して、「お手入れはどうしたらいいのかな?」など、イメージしてみるといいでしょう。
防汚カーテンを取り付けるならこんな部屋!
防汚カーテンの扱いやすさから言えば、どの部屋に取り付けても便利ではあるのですが、特にオススメするのは以下のお部屋です。
- リビング
- 子ども部屋
- 応接間
リビングに防汚カーテンの取り付けがオススメの理由
リビングおよびリビングダイニングは、家族が集まる部屋です。
リビングで食事をとることや、移動が多くホコリがたちやすいことなどを考えると、数ある部屋の中でも特にカーテンが汚れやすい部屋であることが想定できます。
また、来客があった際に、リビングに入ってもらう機会も多いと思いますので、汚れが落ちやすい防汚カーテンを選んでも損はないでしょう。
子ども部屋に防汚カーテンの取り付けがオススメの理由
まだ遊び盛りの、小学校低学年くらいまでのお子さんが過ごす部屋では、汚れのリスクが高いです。
特に注意すべきなのがお絵かきタイム。カーテンだけでなく、壁を汚してしまったという声もよく聞きます。
もちろん、あんまり派手な汚れは防汚機能でも対応しきれないですが、全く無いよりはマシなのです。
応接間に防汚カーテンの取り付けがオススメの理由
先述したリビングのカーテンもそうですが、応接間のカーテンも人の目に触れやすいです。
汚れの目立つカーテンでは、あまり良い印象を与えません。
普段は使わないお部屋のカーテンかも知れませんが、いざお手入れしようと思った時のために、比較的汚れが落ちやすい種類のカーテンを選ぶことをオススメします。
まとめ
以上、防汚カーテンに関する情報でした。
防汚カーテンに限らず、カーテンをできるだけ長くキレイな状態で保つなら、定期的な洗濯が必要です。
カーテンの洗濯について詳しい情報を知りたい方は、以下記事を参考にしてみてください。
⇒ カーテンの洗濯方法と干し方|お気に入りのオーダーカーテンをキレイに長持ちさせよう
(カーテンの防汚機能は、洗濯を繰り返すことにより薄れていくものがありますので、頻繁に洗いすぎるのも良くないと思われます……!)
「お部屋に防汚機能が付いたオーダーカーテンを取り付けたい!」という方は、ぜひ大阪のメリーカーテンにご相談ください。
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