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家でも大画面で映画が見たい!プロジェクターの映写に使えるスクリーン・カーテンはあるのか?
お家でプロジェクターを使って映画を見てみたい!と思ったことはありませんか?
大画面で映画を見ると臨場感があって、より一層お家で映画を楽しめそうですよね。
更に、オーディオのサラウンドシステムを併用すると、より臨場感をもって映画を楽しむことができます。
ただ、プロジェクター用のスクリーンは高価なものが多く、保管にも場所をとってしまいます。カーテンなど生活に利用するもので、映写が代用できたらいいと思いませんか?
本記事では、プロジェクターのスクリーンに代用できるカーテン類を紹介していきます。
プロジェクターの投影にはロールスクリーンが使える!
そもそも、プロジェクターを利用するには「映像を写すための平らな壁面」が必要です。
なるべく凹凸がない平らな面に投影したほうが、映像の歪みも少なく、綺麗な映像を投影できます。
投影する面の背景色は白がおすすめですが、白っぽく見える薄い色などでもOKです。
お部屋を暗くした際に白っぽく見える色を選びましょう。
色がついている面に投影すると、映像に壁面の色が混ざってしまい、本来の映像の色が再現できなくなります。
また、普通のカーテンは、布を横にスライドして開け閉めしやすいよう、波が出来るよう設計されています。
カーテンの波打ちに合わせて映像も歪んでしまい、綺麗に映像が投影できないでしょう。
そのため、布が波打っていないことが投影する条件として必要です。
なので、プロジェクターの映像を綺麗に映写するために必要なカーテン類は、「ロールスクリーン」であるといえるでしょう。
◆ロールスクリーンとは
「ロールスクリーン」とは、コードを使ってロール状の布を巻き上げたりして開閉するカーテンのことです。
一言でロールスクリーンといっても、たくさんの種類があります。
映写に適したものであれば、白無地ものが良いでしょう。
【機能別ロールスクリーンの4つの分類】
機能性ロールスクリーンには、大きく分けて4つの種類があります。
プロジェクターの投影にはあまり関係ないと思われるかもしれませんが、設置場所によって、各機能を取り入れてみても良いでしょう。
では、具体的にどんな機能があるのかを紹介いたします。
【1】遮光機能
まぶしい朝日や強い日差しを遮り、夜は室内の光漏れを防ぎます。寝室や、プライバシーを守りたいお部屋にもおすすめです。
冬の窓からの冷気をシャットアウトして暖房効率を上げることもできるため、様々な用途に大活躍します。
プロジェクターからの強い光を投影し続けることで、ロールスクリーンを透過した光が壁紙にあたり、壁紙が焼けてしまう可能性があります。
遮光性のあるロールスクリーンの方が、安心できるといえるでしょう。
【2】遮熱機能
日差しが強い高層階やオフィスビル、真夏の厳しい太陽光を日射反射させる遮熱ロールスクリーンは、省エネ効果があります。冷房費を抑え節電効果もあり、お財布にも環境にもやさしいロールスクリーンです。
遮光機能同様に、壁紙を守る役割を果たしてくれるのが、遮熱機能です。
遮光機能や遮熱機能付きの生地は、繊維同士の隙間が通常の物に比べてかなり狭くなっています。
壁紙を守るほか、よりきれいに投影できるというメリットもあります。
【3】耐水
ロールスクリーンに水が掛かる浴室の窓辺やキッチン、洗面所には耐水設計の浴室用ロールスクリーンがよいでしょう。湿気の多い場所には、はっ水加工が施されたカビの生えにくい生地がおすすめです。
【4】調光
お部屋の明るさを保ちつつ、目隠しもできる調光ロールスクリーンは、家族が集まるリビングやダイニングにおすすめです。前後2枚のボーダーのようになった生地をスライドさせて入ってくる光を細かくコントロールできます。
販売価格は1800mm×1800mmのもので28000~33000円程度が相場となっています。
色柄や大きさ、材質の違いによって値段が変動します。
壁紙にそのまま映像を映すと画質が落ちる
「波が打ってない平らなところで映写できるんだったら、壁紙にそのまま映せばいいんじゃないの?」「壁紙にそのまま映せばいいのでは?」という仮説が出てきます。
しかし、壁紙ではダメなんです。
一般的な壁紙は凹凸の模様があるものがほとんどです。
そのままの壁に投影すると壁紙の凹凸画面に浮き出てしまうため、画面に細かいノイズが入ったような状態になります。
字幕などの文字は認識することはできますが、少し輪郭がぼやけます。
ロールスクリーンは自分で取り付けないほうがいい?
ロールスクリーンはオーダーメイドの場合でも横幅の長さに上限がある場合が多く、お部屋の形によってはロングタイプでも対応できない可能性があります。
また、ロールスクリーンを上げ下げする方法は、大きく分けて2種類あります。
- スクリーンの側部にあるポールチェーンを引っ張る
- ウエイトバーについているシリンダープルコードを引っ張る
どちらも紐やチェーンを引っ張りながら上げ下げを行うため、設置の際にビスの打ち込みが弱いとロールスクリーンが落下してしまう可能性があります。
このようなことを踏まえ、ご自身でぴったりのものを施工できる自信がない場合は施工を業者に依頼するのが確実でおすすめです。
おすすめロールスクリーンメーカー3選
ロールスクリーンを購入するときに、どのメーカーのものを選べばよいのでしょうか?
メリーカーテンでもお取り扱いがあり、お客様にもご好評をいただいている代表的な3つのメーカーをご紹介いたします。
【1】ニチベイ
おすすめ商品「ロールスクリーン ソフィー 標準タイプ」
窓辺、間仕切り、目隠しなどいろいろな用途に使いやすい無地ですが、カラーバリエーションや生地の質感や透け感の違いで選んだり、様々な特長からお部屋にあったものを選ぶことができます。
【2】タチカワ
おすすめ製品「ロールスクリーン ラルクシールド」
直射光を遮る「シールド」があるロールスクリーン。シーンに合わせて4つの操作方法が選べます。サイズも小窓からワイドサッシまで幅広く対応しています。
【3】TOSO
おすすめ商品「ルノプレーン」
すっきりとしたプレーンな質感で、カーテンになじむニュアンスカラーが揃っています。さらりとした質感の生地が特長です。
TOSOはカーテンレールの国内シェアで60年以上に渡ってナンバーワンに輝いている信頼のあるブランドです。
まとめ
せっかくいいプロジェクターを購入しても、投影する壁でせっかくの映像を台無しにしてしまうのは大変惜しいです。
ロールスクリーンをうまく活用して、楽しいプロジェクターライフを送りましょう!
オーダーカーテンの専門店であれば、プロジェクターの投影に適した機能性ロールスクリーンを紹介してもらえる可能性もありますので、検討中の方は、一度オーダーカーテンの専門店へ行ってみるのもいいかと思います。
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