|
カーテンは統一しないのもOK!「色違い」や「柄違い」でまとまる|個性的なインテリアの作り方も紹介
お部屋や同じ空間に窓が2つ以上ある場合に、「同じカーテンで揃えないといけないのかな?」「違うカーテンを付けてみても大丈夫かな?」と考える人は少なくありません。
結論から言うと、「色が同じ」「柄が同じ」など共通点があるなら、カーテンを統一しなくてもオシャレで居心地のいい空間は作れます。
今回の記事では、オーダーカーテン専門店『メリーカーテン』が、カーテンを統一しないでオシャレで居心地のいい部屋を作るコツを紹介します。
カーテンを統一しないという方法「以外」で、インテリアに個性を出す方法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
カーテンを統一しないのも……OK!
「同じ部屋・空間のカーテンを統一しないことは変?」と思うかもしれません。
実際のところ、確かに珍しくはあるのですが、「変」だったり「間違い」ということはありません。インテリアに正解はないからです。
- 自分が本当に気に入ったカーテン
- 居心地がよいカーテン
上記を満たしているカーテンであれば、統一しなくても大丈夫です。
お家の中でカーテンの色を統一してない方いらっしゃいますか? こんど引っ越す部屋が、リビングと寝室(洋室)が隣り合っていて、引き戸を開け放すと広いリビングとして使えるようになってます。
エアコンをつけない時は開け放して生活する予定です。なので部屋に入ると同じ面に大きな窓が2箇所並んで目に入ります。
その並んだ窓のカーテンの色を迷っています。同じ柄の色違いのイエローとブルーで、どちらの部屋もイエローにするか、寝室だけブルーにするかです。
本人が気にしなければいいんじゃない?とも思いますし私は気にしないのですが、近い部屋で色が違うことによって目が疲れるとか、精神的に混乱するとか、インテリアの模様替えがしにくいとかあるのであれば色を統一した方がいいのかなぁと。逆に色が違うことにより生活にメリハリが出る、気持ちの切り替えが出来るとかあるのでしょうか?
個人的には精神的負担がなければ色違いを並べたいとは思ってますが、頻繁に買い換えるものではないので(結構奮発する値段ですし)踏ん切れずにいます。アドバイスお願いします。
上記は、『Yahoo! 知恵袋』に寄せられていた、カーテンを統一しないことに対する具体的なお悩みです。これに対するアンサーが、以下の通り。
インテリアに正解はないので貴方の心地いいと思うスタイルが正解と言えば正解です。
1つだけ提案があるとすれば”同じ柄の違う色”ではなく、”同色系で違う柄”という選択肢もあるかと思います。その際に柄と柄がケンカしないようにすれば片側で使っても全開で一つの空間として使ってもまとまり感のあるインテリアになるかと思います。
ケンカしない柄はストライプなどシンプルなものの方が合わせやすいかもしれません。
さらに、以下のようなアンサーもありました。
よく子供部屋で1つの部屋を将来的に2つに仕切るつもりで別々(男の子と女の子)のカーテンにしてる家とか見かけますけど、別に目が疲れるとか混乱するとかないですよ。
なので、無理に合わせる必要もないと思います。
あんまり一色に統一し過ぎると逆に生活感がなくて疲れる部屋になりそうです。
回答者さんたちの言う通りで、色違いや柄違いのカーテンでも、それぞれがケンカしない(違いすぎない)なら、全く問題はありません。
アンサーにもあるように、逆に家具類と合わせて「1色」にこだわりすぎると、あまりにも隙がない、家っぽくない落ち着かない空間になってしまいます。
カーテンを統一しないなら「同じ柄」の「色違い」がまとまりやすい
カーテンを統一しないといっても、あまりにも違いすぎるカーテンを付けると、奇抜すぎて居心地の悪い空間になってしまいがちです。
同じカーテンでなくても、全体としてうまくまとまって見せるためのポイントは、「共通点を作ること」。
インテリア初心者さんにオススメなのは、「カーテンの柄は同じにして、色を変えること」です。
メーカーが展開するカーテンは大抵、同じ柄でも数色のラインアップがあります。
その中でも特に”似たトーン”の色を選べば、違うカーテンでもまとまりが出ます。
ブラウン×グレー、グレー×ベージュ、ネイビー×ブラウン、ライトグレー×くすみピンクなどが組み合わせの例です。
「同じ色」×「柄違い」でもOK
先述した「同じ柄」×「色違い」よりも少しコーディネートの難易度は高いですが、「同じ色」×「柄違い」のカーテンを取り付けるのももちろんOK。
例えば、窓の大きさに違いがあるなら、大きな窓のほうを「大判の花柄」のカーテンにして、小さな窓のほうを「小さな花柄」のカーテンにするなど、色と同じく柄も雰囲気を揃えるとよいです。
また、ストライプもしくはボーダーのカーテンがいいなら、方向を揃える(縦or横)と、奇抜になりすぎずにコーディネートできます。
カーテンを統一しない「以外」で、インテリアに個性を出す方法
「”全体がまとまる程度に、カーテンを統一しない”って、オシャレだけど難しそう……」という人も、大丈夫です。
「カーテンを統一しない」という方法以外でも、インテリアに個性を出す方法はたくさんあります。
以下では、当社『メリーカーテン』の実例をもとに、インテリアに個性を出す方法をご紹介します。
小さい窓にロールスクリーンを付けて“絵画風”に
お部屋に出窓・小窓がある場合、インテリアのアクセントにできます。
上の写真のように、プリーツ(ひだ)のない、ロールスクリーンを取り付けることで、1枚絵をかけているような雰囲気になるのです。
通常サイズの窓では「派手になり過ぎる?」と思って選べない個性的な柄でも、出窓・小窓サイズなら選びやすいです。
特にリビング(LDK)では、パッと目を引くような、大きな柄や華やかな柄がオススメです。
《この事例を詳しく見る》
⇒ ダイニングの腰窓に絵画風のロールスクリーンをコーディネート
ファブリックパネルで壁にアクセントを付ける
窓辺ではなく、壁際にアクセントを作ることもオススメです。気軽に取り入れやすいのは、ファブリックパネルを飾ることです。
ファブリックパネルとは、パネルにファブリック(布)を張り、絵をかけるように壁を装飾するインテリアのことです。
元々は北欧生まれのアイテムで、日本で北欧インテリアが好まれるようになったことをきっかけに、ファブリックパネルの種類も増えてきました。
上の写真のファブリックパネルは、中綿が入っていて触り心地がしっとりと柔らかい、椅子張り用の生地でできています。
オシャレなだけでなく丈夫で、長く綺麗な見た目を楽しむことができます。
上記のパネルは、マジックテープで壁際に取り付けています。
《この事例を詳しく見る》
⇒ 玄関の壁にアクセント!組み合わせ自由なパネルでオシャレに変身
カーテンのコーディネートが難しい時はコーディネーターさんに相談してみよう!
以上、カーテンを統一しないでオシャレで個性的、居心地のよい部屋を作るコツについてお話ししました。
全く同じカーテンを2枚以上付けなくても、共通項(同じ色・同じ柄など)があるカーテンを選べば、インテリアは意外とうまくまとまります。
もちろん、「自分でコーディネートをすることが難しい」と思ったら、ファブリックメーカーのショールームなどへ行き、そこにいるインテリアコーディネーターさんなどに相談をしてみるのもいい方法だと思います!
|