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子ども部屋カーテンの選び方|シンプルに決める必須知識
子ども部屋につけるカーテン選びは、極論何を選んでも良いので子どもに選ばせる家庭もあると思いますが、「子どもの成長に合わせて長く使う視点での最適な選び方」はあります。
この記事では、子ども部屋のカーテンの選び方とポイントをお伝えしたいと思います。
子供部屋のカーテン選びのコツ
ホコリがつきにくいカーテンを選ぶ
ホコリが付きやすいカーテンは「静電気が起きやすいカーテン」です。
静電気のおきやすさは、素材に起因しており、「綿・麻・絹等」は静電気が起きにくい素材ですが、「ポリエステル・アクリル・ナイロン」は静電気が起きやすいです。
静電気が起きやすいカーテンの場合、ホコリがカーテンに付着し、時間経過とともにホコリが蓄積していきます。
その結果、買ったときよりも色が黒ずんだりしやすく、洗濯周期も早まります。
ただし、静電気が起きづらいカーテンは基本ドライクリーニングがメインになるので、かえって手間がかかる可能性はあります。
あえて遮光性を落としたカーテンを選ぶ
遮光性の高いカーテンを選ぶと、子どもが寝坊する可能性があります!
遮光性が高いカーテンは光を透過しないので、外の光で部屋の中が明るくなることを防げるほか、遮音性や遮熱性が高いカーテンであることが多いです。
ただ、あまり遮光性を高めすぎると、太陽光が部屋に入ってこなくなるので、朝日で目を覚ましづらくなり、子どもが寝坊する可能性があります。
だからこそ、遮光性を少し落としたカーテンにするのがおすすめです。
長く使える柄・色を選ぶ
子ども部屋を与えたのが小学生だった場合、子どもらしいかわいらしい柄・色のカーテンを選びたくなりますが、中学生・高校生にとっては、子どもっぽいカーテンになってしまいます。
その時々に合わせてカーテンを買い換えるのであれば、気にしなくて良いポイントですが、カーテンの交換はなかなか費用がかかるので、そうは思っても交換せずそのまま!なんてことも多いでしょう。
だからこそ、あえて先を見越して、子どもが大きくなってきても利用できる柄・色のカーテンを選ぶのを推奨します。
洗濯しやすい素材のカーテンを選ぶ
最も洗濯しやすいカーテン素材は「ポリエステル」です。
カーテンは少しずつ汚れてくるため、定期的な洗濯が必要です。
ただ、洗濯をした時に「痛めやすい素材」「縮みやすい素材」というものがあります。
これは洋服でも同じですが、ウールや綿、コットンやレーヨンなどの素材は、デリケートなので洗濯をすると縮んだり、ほつれや毛玉ができたりします。
ピアノや楽器を使う部屋は防音性のあるカーテンを
子どもの習い事としてピアノは常に人気ですが、ピアノの音は窓から抜けて行きやすいので、防音効果の高いカーテンを使う方が良いです。
防音性は、素材よりもカーテンの種類によるので、シッカリと確認しましょう。
いっそドレープカーテンを使わない選択肢も
ドレープカーテンを使わないのですが、プライバシーや防犯のためにはカーテンはあったほうが良いです。
そのため、選択肢としては下記があります。
- レースカーテン
- ブラインド
- ロールスクリーン
- シェード
この4種類のカーテンは、好みがあるかもしれませんが、ホコリ掃除のしやすさの観点からミラー機能付きレースカーテンをおすすめします。
素材別にみるカーテンの性能表
静電気の おきにくさ |
型崩れの しにくさ |
洗濯での 縮みにくさ |
|
ポリエステル (化学繊維) |
△ | ◯ | ◯ |
ナイロン (化学繊維) |
△ | ◯ | ◯ |
アクリル (化学繊維) |
△ | ◯ | ◯ |
レーヨン (合成繊維) |
◯ | × | × |
綿(コットン) (天然繊維) |
◯ | △ | △ |
麻(リネン・ラ ミー) (天然繊維) |
◯ | × | × |
毛(ウール) (天然繊維) |
△ | △ | × |
基本的に素材は、「化学繊維」「合成繊維」「天然繊維」で大きく特徴が分かれます。
洗濯などのメンテナンスのしやすさは、縮みや型崩れを起こしづらい化学繊維が圧倒的に優れています。
ただその反面、静電気が発生しやすいのでホコリを吸着しやすく、カーテンの洗濯をこまめにする必要があります。
天然繊維・合成繊維は化学繊維と逆の特徴をもっており、ホコリは付着しづらいですが、生地がデリケートなのでクリーニングの手間がかかります。
化学繊維と天然繊維の混合素材もありますが、割合や織り方で性能が異なるので、そこは店舗の方に聞いていただくのがおすすめです。
子ども部屋カーテンのシンプルな選択肢
子ども部屋カーテンは何を選べば良いのかをシンプルに決めてみましょう。
洗濯の手間がかからないカーテンならポリエステル素材
流通しているカーテンのほとんどがポリエステルでできています。
またカーテンを探している時によく見かけるウォッシャブル機能がついていたり、形態安定機能がついていたりと、自宅での洗濯などの手間が簡単です。
天然素材と比べるとホコリが付着しやすいデメリットはありますが、そもそも子ども部屋のカーテンは汚れやすく、洗濯する機会も多いので、デメリットにならないとも言えます。
また、デザイン(色・柄)も種類が多く、選ぶ楽しさがあります。
天然素材の高品質なカーテンなら綿(コットン)
子ども部屋でも高品質な多機能カーテンがいいという方は、ぜひ「綿(コットン)」を利用したカーテンを選んでみてください。
他の天然素材よりは多少縮みにくく、型崩れもおきにくいです。
ただそうはいっても、型崩れすると大変なので、洗う場合はクリーニングにだしましょう。
ドレープカーテン以外なら「ミラー機能付き」レースカーテン
レースカーテンはその素材の特性上、室内から外、外から室内が見えてしまいます。
ただミラー機能付きのレースカーテンであれば、外からも室内からも見えづらくなり、ある程度の遮光性も持たせられます。
転載:サンゲツ-アイテム選びのヒント-透過性-より
https://www.sangetsu.co.jp/style/curtain_choose04.html
透過性の高いレースカーテンでも、ミラー加工で透過性が低くなっているレースカーテンなら、ある程度のプライバシーも保てます。
楽器があれば防音効果は必須だが…
ピアノなどの楽器の練習などを行う部屋は防音カーテンは必須といえます。
ただ、カーテンの防音効果は完璧ではありません。その理由は下記3点です。
- カーテンの防音効果は「遮音効果」がメイン
- 家の「床・壁などから伝わる低音」はカーテンで防げない
- カーテンの取り付け方次第で音が漏れる
そうはいっても、中高音域の音はカーテンで防音できるので、上手にカーテンの取付けができれば、通常のカーテンよりも漏れる音を減らすことができます。
ここはできればカーテン屋さんに相談しましょう。
子ども部屋のカーテンは「通販」で買わないほうがいい
通販ではカーテンが安く販売されており、機能面もわかりやすく掲載されているように感じます。
ただ、求める性能・素材のカーテンサイズが無い場合に安く購入できなかったり、オンライン通販なので「不明となりやすいポイント」が多くあります。
またカーテンレールの取り付け方次第で、遮光性や防音効果に違いがでることもあります。
しかし、カーテン屋さんに相談した場合、予算をお伝えすることで、その部屋毎のおすすめ性能・予算をあわせるための選び方など、バリエーション豊かに相談に乗ってくれます。
カーテン屋さんに相談したからといって、高いカーテンを買う必要もないので、一度相談してみるのをオススメいたします。
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