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カーテンの下の隙間の3つの対策方法!光漏れや寒気を軽減しよう
- カーテンの下に隙間があいていて光漏れしている
- カーテンの下に隙間があいていて寒い
上記のようなお悩みがある人に向け、今回のコラムでは、カーテンの下の隙間対策について、オーダーカーテン専門店の『メリーカーテン』がお伝えします。
カーテンの下の隙間の3つの対策方法
- アジャスターフックを使いカーテンの位置を調整する
- カーテンの裾に生地を後付けする
- 窓枠の中にカーテンを取り付ける
【1】アジャスターフックを使いカーテンの位置を調整する
「アジャスターフック」という、カーテンの丈を微調整するためのフックがあります。
アジャスターフックには、「Aフック」と「Bフック」の2タイプあり、「Aフック」は下に約1cm、「Bフック」は下に約4cm、カーテンの固定位置を下げることができます。
カーテンが少し短くて隙間があいている場合、アジャスターフックによってカーテンの固定位置を下げることで、カーテンの下の隙間がなくなります。
アジャスターフックは、ECサイトやインテリアショップなどで購入可能です。
【2】カーテンの裾に生地を後付けする
カーテンが短くて下に隙間があいている場合、カーテンの裾に生地を後付けすることで、カーテンの丈を伸ばし、隙間をなくすことができます。
統一感を出すなら似た生地を後付けするのがよいですが、あえて異なる生地を後付けして、コントラストを楽しむこともオシャレです。
また、カーテンの下の隙間対策としての効果は少し弱いですが、レースの生地を後付けしても、カーテンの印象が華やかに変わります。
後付け用の生地は、手芸店やECサイトなどで手に入ります。
【3】窓枠の中にカーテンを取り付ける
出窓や腰高窓などで、窓枠の中にスペースがある場合は、つっぱり棒式のカーテンレールを利用して、窓枠の中にカーテンを取り付ける方法があります。
内側に取り付けるカーテンは、窓枠の下まで隙間ができないように設置しましょう。
つっぱり棒式のカーテンレールは、ホームセンターやECサイトなどで、比較的安価で手に入れることができます。
壁に穴を開ける必要がなく、不要になった際にも手軽に取り外すことができるので、賃貸の方も安心です。
カーテンの寸法直しができる場合も隙間対策になる
カーテンによっては、寸法直しができる場合もあります。
カーテンの丈を伸ばすことが可能なら、カーテンの下の隙間対策になるので、カーテンの購入店やカーテン専門店に相談してみましょう。
カーテンの丈を伸ばすことができるのは、基本的に裾部分が「三つ折り」した状態に折りたたまれて仕立てられている、など伸ばせるだけの余分な生地がある場合のみです。
ウエイトテープ加工(カーテンの裾全体にひも状の重りを入れ、布端を巻くように縫う加工)など、縦に伸ばせる生地がないカーテンは、違う生地を間に入れる「丈継ぎ」などのリメイクに近い作業が必要となります。
そして、三つ折りを外してカーテン丈を伸ばす場合に了承しなくてはいけないのが、三つ折りを縫っていた糸の跡(穴)が残って見えてしまうことです。
はっきりと目立つわけではありませんが、近くでよく見てみると分かってしまうと思います。
実際にカーテンの寸法直しをした事例
こちらは、当社『メリーカーテン』が実際に寸法直しを行ったオーダーカーテンです。
横幅は950mmカット、縦幅は三つ折りをほどいて120mmプラスしました。
<詳しくはコチラ>
→ 引越し先の窓に合わせてオーダーカーテンの寸法直し(丈伸ばしと幅詰め)
→ カーテンのお直し(寸法直し)は可能?| 3つの注意点を解説
カーテンの下の隙間から入る冷気を緩和するなら「断熱シート」も有効
どれだけ対策をしても、基本的にカーテンというのは窓との間にわずかに隙間があいているもの。
寝室の腰高窓などで、その隙間から入ってくる冷気にお困りの人は多いです。
窓際から入ってくる冷気の対策として、窓用の断熱シートを貼ることが挙げられます。
窓用の断熱シートには、
- 外からの熱気や冷気を防ぐ
- 部屋の暖気が外に逃げないようにする
といった効果があります。室内の冷暖房効率もアップします。
また、カーテンのカビの原因となる結露を抑えることもできるので、寒さや結露にお困りなら、窓用の断熱シートを活用することを検討してみるとよいでしょう。
まとめ
- アジャスターフックを使いカーテンの位置を調整する
- カーテンの裾に生地を後付けする
- 窓枠の中にカーテンを取り付ける
以上、カーテンの下の隙間対策について、お伝えしました。
基本的に、カーテンの丈を伸ばすことができれば、カーテンの下の隙間対策になります。
どれもそれほど難しくない対策方法なので、気になったものから試してみてくださいね。
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