|
白いカーテンのデメリットと対処方法!他の色にするならオススメは?
カーテンの色選びには、多くの人が悩むと思います。
今回の記事では、「白いカーテンが気になるけれど、どうなのかな? デメリットはあるのかな?」と悩んでいる人に向けて、
- 白いカーテンの4つのデメリット
- 白いカーテンのデメリットの対処方法
を、オーダーカーテン専門店の『メリーカーテン』が解説していきます。
また、白いカーテンにはメリットも多いので、こちらもあわせて紹介します。
白いカーテンを購入するかどうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
白いカーテンの4つのデメリット
- 汚れが目立つ
- 汚れが目立つために洗濯を繰り返すと、生地が劣化する
- のっぺりと無機質な印象に見えることがある
- 透けやすい
白いカーテンには、主に上記4点のデメリットがあります。
以下ではそれぞれのデメリットについて、解説していきます。
【1】汚れが目立つ
白いカーテンは、他の色のカーテンよりも汚れが目立ちやすいです。白い服が汚れやすいのと同じです。
ホコリやペットの毛が付着することによって黒ずんで見えたり、花粉やタバコのヤニが付着することによって黄ばんで見えたりすることがあります。
「買ってそんなに経っていないのに、すごく汚れて見える……」ということが、白いカーテンでは起こりえます。
【2】汚れが目立つために洗濯を繰り返すと、生地が劣化する
白いカーテンが汚れやすいことは、先述した通りです。
これに関連するもう1つのデメリットが、汚れが気になって洗濯を繰り返すことによる、カーテン生地の劣化です。
ウォッシャブル(家の洗濯機で洗える)カーテンの場合、年に1~2回の洗濯をすることが、推奨されているお手入れ方法です。
カーテンは洗濯するたびに、型崩れや生地のへたりが徐々に進行しますが、頻繁に洗濯が必要な白いカーテンはより劣化が早いと言えるでしょう。
【3】のっぺりと無機質な印象に見えることがある
白いカーテンは、とてもシンプルです。これが人によっては、のっぺりと無機質な印象に見えることもあります。
「寒々しい」「つまらない」と感じる人もいるということです。
【4】透けやすい
薄手の白いカーテンは、外から室内が見えることがあります。
よって、生地の厚みをよく確認してから白いカーテンを購入しないと、後からプライバシー面や防犯面が不安になってしまうことがあります。
白いカーテンのデメリットの対処方法
- 汚れやすい(=これが気になってカーテンを洗濯しすぎると劣化する)
- 人によっては無機質っぽく見える
- 透けやすい
白いカーテンには、上記のようなデメリットがあることを先述しました。
気になる人は気になるデメリットですが、後述するいくつかの工夫によって、デメリットが緩和されることがあります。
「デメリットが気になるけれど、白いカーテンを選びたい!」という方は、取り入れてみてください。
- 汚れの原因をなるべく減らす
- カーテンアクセサリーでメリハリをつける
- ミラーレースカーテンとあわせる
【1】汚れの原因をなるべく減らす
例えば、白いカーテンがホコリで汚れる場合、お部屋の空気中にホコリがあることが汚れの原因です。
空気中のホコリを減らすことができれば、白いカーテンはホコリで汚れにくくなります。
掃除機をこまめにかけたり、カーテン生地にハンディモップをかけたりして、ホコリを除去しましょう。
また、家の中ではタバコを吸わない・減らすことも、白いカーテンの汚れの対策方法です。
【2】カーテンアクセサリーでメリハリをつける
カーテンのタッセルなど、カーテンアクセサリーにこだわることで、白いカーテンの見た目の印象にメリハリをつけられます。
白いカーテンの無機質っぽさ・のっぺり感が気になる人は、デザイン性の高いタッセルや装飾レールなどを取り入れるとよいでしょう。
また、白いカーテンの近くに観葉植物(グリーンインテリア)を置くと、白いカーテンの寒々しさはいくらか緩和されます。
<関連コラム>
→ カーテンタッセルでもっとオシャレな部屋作り|種類・選び方のポイント
【3】ミラーレースカーテンとあわせる
白いカーテンの透け感の対策に、ミラーレースカーテンを取り入れる方法があります。
ミラーレースカーテンとは、光沢が強い特殊な糸で作られている、家の中を明るく保ちつつ外から見えにくくする、機能性レースカーテンのことです。
ミラーレースカーテンをあわせれば、薄手の白いカーテンが透けたとしても、あまり問題にならなくなります。
<関連コラム>
→ ミラーレースカーテンの3つの効果 | プライバシー保護にオススメ
白いカーテンにはメリットも多い!
ここまでは、白いカーテンのデメリットやその対処方法について解説してきました。
しかしもちろん、白いカーテンにはメリットもたくさんあります。
白いカーテンの悪いところ・いいところを比較して、本当に白のカーテンを選ぶかどうか、検討するとよいでしょう。
- 部屋が広く見える
- 部屋が明るく見える
- 清潔感や軽やかさがある
- 様々なインテリアと合わせやすい
【1】部屋が広く見える
白は、光を反射しやすい色です。
光の反射からくる視覚的な効果によって、白いカーテンを取り付けた部屋は、広く見えるというメリットがあります。
もう少し詳しく言うと、部屋に圧迫感がなくなり、奥行きがあるように見えます。
お部屋の狭さにお悩みの人は、白いカーテンを取り付けることがオススメです。
また、日本の一般的な住宅の場合、壁が白色のお部屋が多いです。
壁紙と同じ白系のカーテンを取り付けることで、窓辺には統一感が生まれ、すっきりした印象に仕上げられる点も魅力です。
【2】部屋が明るく見える
白いカーテンは、他の色のカーテンよりも日光を通しやすく、また先述したような“光の反射効果”もあるため、部屋が明るく見えやすいです。
【3】清潔感や軽やかさがある
白という色には、「清潔」「軽快」といったイメージがあります。
よって白いカーテンを取り付ける部屋にも、清潔感や軽やかさが生まれやすいです。
家族や友人が集まり、和やかな時間を過ごす場所であるリビングなどと、白いカーテンは相性がいいです。
【4】様々なインテリアと合わせやすい
白は、トレンドに左右されない定番カラー。
白いカーテンには、白の服と同じように、どんな色とも合わせやすいというメリットがあります。
部屋に色がたくさんある場合でも、白のカーテンならうるさくなく馴染みます。
また白のカーテンは、どんな雰囲気の部屋・どんな雰囲気の家具とも調和性が高いです。
既存のインテリアにこだわりがあり、カーテンだけを違和感なく取り替えたいという人にも、白いカーテンはオススメです。
白いカーテンが好きな人にオススメの他の色
- ベージュのカーテン
- 水色のカーテン
- グレーのカーテン
上記は、白いカーテンが好きな人に、あわせてオススメしたい他の色のカーテンです。それぞれの色の魅力を、簡単に紹介します。
【1】ベージュのカーテン
「白いカーテンよりも、もう少し汚れが目立ちにくいカーテンがいいかな」という方には、ベージュのカーテンがオススメです。
ベージュのカーテンは、白いカーテンと同じように、様々なインテリアとの相性がよく、黒ずみ・黄ばみが目立ちにくいです。
またベージュは安心感を与える色でもあるため、リビングや寝室への取り付けが向いています。
【2】水色のカーテン
白いカーテンのような、清潔感のあるカーテンが欲しい人は、明るい水色のカーテンも選択肢に入れてみてください。
水色のカーテンには清潔感や爽快感があり、お部屋を爽やかな印象に見せてくれます。
また青系のカラーには、人の集中力を高める効果があるとも言われており、勉強部屋や仕事部屋との相性がいいです。
【3】グレーのカーテン
モノトーンのインテリアがお好みの場合、思い切って白とは逆の黒系のカーテンを選ぶとよいかもしれません。
黒だと重く見えすぎてしまうので、グレーくらいがちょうどいいでしょう。
グレーのカーテンは、汚れが目立ちにくいほか、モダンで洗練された印象を与えられるというメリットがあります。
まとめ
<白いカーテンのデメリット>
- 汚れやすい(=これが気になってカーテンを洗濯しすぎると劣化する)
- 人によっては無機質っぽく見える
- 透けやすい
<白いカーテンのメリット>
- 部屋が広く見える
- 部屋が明るく見える
- 清潔感や軽やかさがある
- 様々なインテリアと合わせやすい
以上、白いカーテンのデメリットとメリットについて、解説しました。
デメリットとメリットをよく比較・検討して、白いカーテンを購入するかどうか決めましょう。
最後に、白いカーテンとひとくくりにいっても、実際の商品は色味が様々で、
- 青みの強い白
- 赤みの強い白
- 黄色みの強い白(アイボリーなど)
- 生成り色
- クリーム色
- ホワイトグレー
- パールホワイト
などがあります。
ぜひネットでサンプルを取り寄せたり、販売店舗に足を運んだりして、白いカーテンの色味の違いを直接確かめてみてくださいね。
|